11月16日(月)臨時放送集会

登美丘高校生徒及び保護者の皆さま。

 本日よりの授業再開に先立ちまして、生徒に経緯の説明と今後のお願いを話しました。保護者の皆様におかれましても、お話の趣旨に関しまして、ご理解とご協力をどうぞよろしくお願い致します。

 生徒のみなさん おはようございます。

 本日から授業を再開するにあたって、今回の臨時休業に係る説明とお願いがありますのでお話を致します。

 前回同様、お願いは2点です。1点目は感染予防についてです。

 本日、学校再開をしています。厳密には昨日、「念のためPCR検査」を受けた生徒はいまして、その結果は本日の予定ですが、その結果にかかわらず、今話を聞いている皆さんに影響はないだろうという保健所の話を受けての再開です。

 昨日、全国では1434人、大阪府では266人が感染、第三波が来ているとされています。

 本校でも、3回目の臨時休業となりました。9月に臨時休業、府立学校としては26校目でしたが、2週間前は46校、そして今回は、60校目の臨時休業となっています。この放送を聞いている中に、念のためにPCR検査を受けた生徒、そして陽性と確認されたり、濃厚接触と認定されたりして、しばらく休み、復帰している生徒も多くなってきています。  

 この休業期間の都度、保健所と疫学調査のやり取りをしていますが、注意ポイントが微妙に変わっている、絞られてきていると感じていまして、毎日のデータをもとに、保健所も必死に解明に努めてはるんやなと感じています。なので今回感じたポイントをお話しします。。

 過去、本校では3回休業していますが、全て、まずご家族が職場などでり患され、生徒が家族ということで濃厚接触者認定されて、PCR検査の結果陽性と確認されたものです。そしてほぼ無症状と聞いています。家庭内感染は防げないですから、どういうことかというと、やっぱり、無症状で元気なのだけれど、ある日突然陽性と認定されて疫学調査が入る可能性があるということですので、皆さんは普段から気をつけないと、ということです。

 その状況で保健所が、濃厚接触者を特定する際の重視ポイントは変わらず、「手の届く距離・15分・マスク」で、みなさんは、普通授業の時はきっちりとマスクをしてくれているので、授業中の過ごし方で、濃厚接触者に特定されることは今まではありませんでした。今まで通り、マスクの着用をお願いします。そして疫学調査をする度にどんどん厳しく確認されるのが、お昼ごはん時です。お昼ごはん時は、マスクを外して食べますから、近くで話しながら15分以上かけて食べていると、感染リスクが高くなって、PCR検査をしましょう。ということになります。今、大阪府のホームページを開けると「静かに飲食」「マスクの徹底」と書いていますが、その2点のチェックが一番厳しいです。なので、生徒の皆さん、お昼ごはんは本当に楽しい、憩いの時なのはよくわかりますが、特に年内は、お昼に机をくっつけてお昼ご飯を食べるのは、申し訳ないですがやめて、自分の席で静かにご飯を食べていただくようにお願いします。ご飯が終わったら、マスクをして、おしゃべりしてください。

 そして2点目、前回同様、生徒の皆さんにお願いをします。先ほども話しましたが、陽性になった方は、ご家族が、陽性と診断され、そのため今度は生徒本人が濃厚接触者になって受けたPCR検査の結果、陽性と確認されたものです。これは防ぎようのないことです。今回の件では、陽性になってしまった生徒は、しばらく休んで、感染リスクが0になってから学校に帰ってきます。どうぞ、温かく迎えてほしいと思います。それが自分だったらと考えて行動してください。よろしくお願いします。

 そして報告が1点あります。これは嬉しいお知らせなのですが、昨日「大阪府高等学校芸術文化祭」・芸文祭がありました。その審査の結果、書道部生徒の作品が奨励賞に選ばれまして、来年8月の全国大会に、大阪代表として出場する事になりました。良かったですね。また2学期末の終業式で表彰させていただきます。おめでとうございました。

 話は戻ります。コロナでのり患、休校はこれからも覚悟しないといけないと思っています。

 今日の午後にまた、休校の連絡をすることもあり得ます。その中でどう、思いやりを保ちながら挑戦していけるか 皆さん方は歴史の真ん中にいます。この想定外のピンチをどうやって乗り越えていくか。いい経験です。いつでも前を向いていきましょう。

 私からの話は以上です。今日から授業再開、張りきっていきましょう。