金曜日の「お薦めYouTube」

ゼレンスキー大統領 国会演説

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が23日午後6時(ウクライナ時間午前11時)から、日本の国会でオンライン演説をしました。ロシアによる侵攻が約4週間続く中、ウクライナ国内の惨状を訴えるとともに、ロシアに対する経済制裁を継続するよう日本に求めました。

制裁の継続を要請(記事です)
ゼレンスキー氏は、「1000発超のミサイルが落とされ、数十の街が破壊されました」と説明。多くの街で、死者が出てもきちんと葬ることができず、人々は自宅の庭や道路沿いで埋葬していると述べた。
また、数千人が殺され、そのうち120人以上が子どもだと報告。住み慣れた家を出て避難している人も数多くいるとした。ゼレンスキー氏は、国連などの国際機関が機能していないとも主張。「改革が必要です」、「話し合うだけではなく影響を与えるためにです」と訴えた。その上で、「平和を壊してはいけないという強いメッセージが必要です。責任ある国家が一緒になって平和を守るために努力しなければなりません」と主張。日本は建設的な立場を取っているとし、謝意を表した。さらに、日本について、「アジアで初めてロシアに圧力をかけ始めた国」とし、ロシアに対する制裁を続けるよう求めた。
ゼレンスキー氏は演説の最後、「ありがとうございます」と日本語であいさつ。「ウクライナに栄光あれ、日本に栄光あれ」と締めくくった。
ゼレンスキー大統領は、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツなどでも議会で演説をしています。
アメリカでは、9.11同時多発テロや真珠湾攻撃の話を
イギリスでは、英の作家シェイクスピアの「生きるべきか、死すべきか」のセリフを
フランスでは、国家理念「自由・平等・博愛」について
各国の実情に合わせた話をしています。
そして日本では
チェルノブイリの原発をロシアが攻撃していること、そして
「調和を作りだし、守れる。規範に従い、命を大切にし、環境を考えている」という国民性の話を
さらに、オレナ夫人が日本のおとぎ話を目の不自由な子どもたちに読み聞かせている
という話をしました。
ちなみにゼレンスキー大統領の奥さんが紹介した日本のおとぎ話は

「桃太郎」と「2匹のカエル」という話だそうです。

【ゼレンスキー大統領 日本での演説 12分35秒】

https://www.youtube.com/watch?v=bDwN-znczfs

★金曜日には、生徒に見てほしい「YouTube」を紹介していきます。学校の育成生徒像である「Challenge and Hospitality」=「登美高生は強いから優しい」という表現に沿う形のものを紹介しますので、週末、何分か、時間をお貸しください。