新緑が目に鮮やかな季節となりました。
去る4月17日、本校第81期生となる1年生280名の、仲間づくりの第一歩となる学年行事「フレッシュセミナー」を実施いたしました。
本校の正門前で100年を超える歴史を見守り続けてきたシンボル「ユーカリ樹」。台風の被害や立ち枯れの危機を乗り越え、力強く根を張るその姿は、八尾高校生の象徴となっています。このセミナーには、新入生たちがユーカリのようにこの学び舎の大地に深く根を張り、3年間で大きく成長してほしいという願いが込められています。
1・2限: 学習・進路への意識を高める講習会
午前のプログラムは体育館での講習会から始まりました。1限目はベネッセコーポレーションの講師による進路講演会、2限目は進路指導部長および国・数・英・社・理の5教科担当教員による学習指導が行われました。
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78期卒業生から81期生へのメッセージビデオが上映された時、3月までこの学び舎で切磋琢磨した先輩たちの言葉は、新入生の心に深く響いたようでした。生徒たちは配布された冊子に熱心にメモを取りながら、高校での学びの姿勢を真剣に吸収していました。
3・4限: クラスミーティング
3限目にはリクルートの講師を招き、「心理的安全性」をテーマにした講演が行われました。集団の中で安心して自分を出せる環境がいかに大切かを学びました。
4限目は各教室に舞台を移し、「クラスミーティング」を実施しました。
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1人30秒ずつ、ペアを変えながら計39回繰り返される自己紹介。最初は緊張で声が小さかった生徒たちも、回を重ねるごとに表情が和らぎ、教室ははじけるような笑顔と熱気に包まれました。「全員と話す」というハードなミッションをやり遂げた生徒たちの顔には、確かな充実感が浮かんでいました。
6・7限: 一致団結:試行錯誤で挑んだ「ミニ運動会」
昼休みに体操服へ更衣し、5限目の八尾警察署による交通安全講習を経て、いよいよ午後のメインイベント「ミニ運動会」がグラウンドで幕を開けました。
種目は、クラス全員が一度に縄の中に入る「大縄跳び」です。ルールは極めてシンプルですが、全員の呼吸が合わなければ1回も跳ぶことはできません。
試技の合間に設けられた「5分間のミーティング」では、各クラスで自然と円陣が組まれ、生徒たちは主体的に試行錯誤を繰り返していました。
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続く「クイズ大会」でも、学年全体が一体となって、グラウンドを走る生徒たちを応援していました。
これからの高校生活に向けて
長い1日の全てのプログラムを終えた生徒たちは、思った以上に疲れている様子は見られず、充実した笑顔に溢れていました。明日からは、自分たちの力で、クラスの行事、学校行事、日々の勉強を、頑張る八尾高校生としての新たな一歩を力強く踏み出していくことでしょう。
この一日で、81期生たちは「安心・信頼できる仲間づくりの基盤」という根を、八尾高校の土壌にしっかりと下ろしました。これから3年間、雨の日も風の日もあるでしょうが、彼らがユーカリの樹のように豊かに、そして逞しく枝葉を広げていく姿を、しっかりと見守り、支えていきたいと思います。