東北被災地訪問プログラム 生徒メッセージ
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先輩お疲れ〜す |
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仕事のあとの一杯 |
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坂道もVサイン |
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崖の上の野生児たち |
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大学生もお疲れさま |
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何かと楽しそう!! |
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1年生:食後のひととき |
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生徒会交流かしら |
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お買い物も楽しい |
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参加した生徒からのメッセージ
3年坂本
今回、私は初めて「ボランティア」ということをして感じたことは、やって良かった、ということでした。
私は班長として常に周りを見て行動することができました。みんな1人1人がテキパキ動く場面もあれば、そうでない場面もあったりと大変な部分もありましたが、最高の思い出ができました。同じ班だった北摂つばさ高校の方ともすぐに打ち解け、学年の隔てなく、ホストファミリーや坂口さん、大学生の林田さんを含め、みんなと仲を深めることができました。特に、民泊最後の夜に班全員で花火をしたことがとても良い思い出として残っています。こんなにも民泊で仲を深めることができるとは全く想像もしていなかったので、この縁を大切にしたいなと思います。
民泊だけでなく、様々なボランティアを通して、春日丘高校のメンバーとの仲だけでなく、いろんな高校の方と出会って仲を深めることができて、とても嬉しかったです。こんなに短期間に後輩から先輩まで様々な方と関わることができてとても良い経験になりましたし、参考になることもたくさんありました。毎日が充実していて、気仙沼や陸前高田のことも大好きになりましたし、宮城を去るのがとても寂しいと感じました。
東北プロジェクトの事前準備から終了まで約2ヶ月間、長かったようでとても短かったです。今回得た知識や思い出、縁を大切にして、これからの自分の将来に生かしていけたらいいなと思います。
3年藤井
大雨での予定変更などトラブルもあった今回のプロジェクトでしたが、全体を通して振り返ると全てが良い経験であったと胸を張って言うことが出来ます。受験生の自分が参加して大丈夫だろうかという不安はもちろんありましたし終わってからもそう思うことはあります。しかし、後悔はしていません。春日丘高校に入学してからの目標であった東北プロジェクトの参加を達成でき、そこで多くのことを学びました。新たな出会いもありました。この経験はきっと私を良い方向へ導いてくれると信じて今後も勉強に励もうと思います。
2年中村
私は中学3年生の時に親愛なる友をなくしました。そのショックでなかなか立ち直れない日々が続き、PTSDのような症状も出るようになり、不安な状態が続く中で出会ったのがこの東日本大震災復興支援のボランティア活動でした。私は世界には色々な理由で大切な人をなくした人がたくさんいるということを知るためにこのプロジェクトに応募しました。おそらく私の両親はこのプロジェクトに参加することによってまた症状が出ないか不安でたまらなかったと思います。それでも両親はあなたがしたいようにしなさいと背中を押してくれました。このプロジェクトを通してテレビやスマホでしか見たことがない東日本大震災は想像していた以上に悲しみにあふれ、辛いものだと学びました。どれもが現実にはあり得ないように思われるものばかりでした。しかしそれらは決して作られたものではなくどれも現実に起こった出来事なのです。災害を風化させないということが私たちが出来る1番の近道だと思いました。今後このようなボランティア活動をする機会があるのならまた参加したいです。そして何よりも周りにいる人を大切にして、助けを求めている人に手を差し伸べることができる人になりたいと思いました。
2年笛木
4日目の朝はホストファミリーの方々とお別れセレモニーがありました。ホストファミリーの方々は皆さん優しく、家族のように接してくださり、とても離れ難い思いでした。ホストファミリーの方から夜に、震災の時の状況をお聴きしました。ニュースでは取り上げられないであろうこれまでの苦労や生活を教えていただき、貴重な時間となりました。八瀬は、お世話になった1日目からまた訪れたいと思うほど、緑豊かで、星がきれいで、空気が澄んでいて、いい人たちが沢山いる素晴らしい町でした。 その後、気仙沼高校の生徒さん達と交流会を行いました。交流会では、同年代の方と東日本大震災津波の際に避難が遅れてしまったのはなぜか、お互いに被災した時はどのような状況だったのか、をグループに分かれてディスカッションしました。また、東日本大震災及び津波に関する経験談を聴くことができました。同年代の方からのお話は、年齢が近い分より身近に、自分事として考えることができました。これらのお話はこのプロジェクトに参加しなければ聴くことのできなかった貴重なお話でした。初めは緊張していましたが、ディスカッションをしていくうちに同じグループの気仙沼高校の生徒さんと仲良くなることができました。この時私は、お互いに被災し、一歩間違えれば、命を落としていたかもしれないということを考えると、このように交流会ができたり、友達になれたりしていることが奇跡のような瞬間であると思いました。 3日間の活動を通して、東日本大震災津波の復興についてだけでなく、津波や地震の原理を知り、東日本大震災津波の教訓を活かして実際に起きてしまった時にどう行動すべきなのかを学ぶことができました。また震災だけでなく、三陸・日本・世界が抱えている環境問題について活動を通して体感し、考えることができました。 私はこの3日間の活動で終わるのではなく、この経験を家族や友人に活動から得たことを伝え、避難経路の再確認、非常用バッグの準備などを行いたいと思っています。また、大人になり、子どもができた時には地震の怖さ、避難の大切さ、今ある日常が当たり前ではないことを今回のプロジェクトの経験を踏まえて伝えていきたい思っています。
2年山本
3日間の体験を通して多くのことを学べた。特に感じたのは、現地でしかわからないことが多くあったということだ。現地にはニュースで見たよりも鮮明に震災の様子が残されていた。2日目の語り部の方々は、震災を経験した最後の語り部と頂いた名刺に載ってあったが、4日目の気仙沼高校で語り部をしたことがあると言っていた方は、まだ小さい頃だったから自分の周り以外の被害などは細かく思い出せないと行っていた。震災の経験が記憶から薄れていく中、こうやって実際に経験しなければ分からないことを語り継いでいくことは震災から身を守るために重要なことだ。津波の規模や被害者数など、数字的な資料は現地に赴かなくても確認することが出来る。しかし、実際にこういうことがあって困った。どのようなものが必要だったなどの経験に基づいた話はこのような活動に参加して現地の方に話を聞かなければ想像するのが難しかった。津波の高さも自分の目で確認してみると予想していたよりも遥かに高いものだったし、津波に対する想定が甘いことを実感した。南海トラフ地震が30年以内に高確率で起こると予想されている今、こうした話から学んだことを活かし、予め準備をしておきたい。
2年平野
まず5日間の活動を終えて思ったのは「楽しかった」ということです。1日目はバスであまり寝られず、ましてや緊張していて、5日間も頑張れるのか不安でした。それでも気仙沼市の伝承館では僕らと同年代の語り部さんたちが案内してくれて緊張が少し和らぎました。また、ロープ運びと海岸でのゴミ拾いでは体を動かすことでリラックスしながら取り組めました。他にも4日目の気仙沼高校の学生さんたちと楽しく話ができたり、民泊に泊めてくださった方がとても優しかったりでいつも楽しかったです。学習面では現地の東北に来ないと感じられなかったことがたくさんあり、めったにできない経験ができました。これを機に、新たなことに挑戦したいと思えるようになりました。本当に参加して良かったです。
2年石渡
このプロジェクトを通して東日本大震災のことを今までよりも深く知ることができ、直接自分の目で宮城県や岩手県の様子を見て、帰ってから周りの人に伝えなければいけないことがあると感じました。民泊では北摂つばさ高校や松原高校の生徒さんと仲良くなれて、そして気仙沼高校の生徒さんたちともたくさんお話することができて、本当に学ぶことが多かったし、楽しかったです。民泊には自分たち以外にも地元の大学生の方が泊まっていたので、その方たちともお話したり交流することができて良い勉強になりました。吉田さんたちの家で食べるご飯は全て美味しくて、大阪ではなかなか食べることができないものもいただくことができて、すごく貴重な経験をさせていただきました。正直行くまでは不安な気持ちもあったけれど、今ではこのプロジェクトに参加して本当に良かったと思います。
2年前川
この旅の中でコロナ陽性者も出ず、熱を出す人もいなかったのでまずそこが本当に良かった点だなと思います。現地ではみんな挨拶もよく積極的に行動、交流ができていたし民泊のおじいちゃんおばあちゃんに対してや気仙沼高校の人、同じつばさネットワークのメンバーに対しても暖かく優しく元気に思いやりをもってみんな過ごしていてとても幸せな気持ちになったし、大切な思い出になりました。
1年野口
今回の東北プロジェクトを通して地震の恐ろしさや減災する方法についても学びましたが、同時にホストファミリーや民泊で出会った人達から海などの自然が与えてくれる沢山の恵みについても学ばせて貰いました。時に自然は恐ろしく人々の命を脅かす存在ですが、時に自然は人々に豊かさや幸せ、健康を与えてくれる、なくてはならない存在だと改めて身に染みて実感しまさした。この東北プロジェクトで得た沢山の学びと出会いを忘れず、これからも生きていきたいと思います。
1年松岡
私がこのプロジェクトを通して学んだことは事前に備えることです。私は小さい頃震災が起きた後仙台の被災者に車を寄付しました。街の復興や寄付をしたりと災害が起きた後のことを支援するのがわたしたちにできることなのだと思っていました。被災者の方を助けてその助けたことをみんなに伝えるのが役目だと思っていました。しかし実際今回のプロジェクトでは事前の備えをメインに活動しました。事前の備えは被災地に限らずどこでも共通に必要なことです。私自身ができることが沢山見つかりました。地震や津波などの自然現象を止めることはできません。だからこそ事前に備えて被害を最小限にするべきです。それこそが災害で亡くなった方の願いだと思います。大阪に帰ったら色んな人にこの体験を話して事前の備えを実践したいです。
コロナがまた流行ってきている中このような貴重な体験を企画して引率して下さった先生方本当にありがとうございました。そしてたくさんのリスクがある中私たちを向かい入れてくださった民泊の家族にも感謝の気持ちでいっぱいです。このプロジェクトに参加して本当に良かったなと心から思います。すごく濃い5日間でした。本当にありがとうございました。
1年田丸
私はこのボランティア活動や交流会を通して、様々なことを学びました。私は民泊をするのが初めてで、ホストファミリーの方と上手く馴染めるか不安でしたが、優しく接してくれたので充実した日を過ごすことができました。そして、また来てほしいと言われた時、とても嬉しく思い、ボランティア活動をやって良かったと思いました。伝承館では今まで知らなかったような当時の被害や状況を知ることができました。また、それを写真ではなく現地で見ることで、写真では伝わらないものがあるということを感じ、実際にその地に行くことの大切さが分かりました。ビーチクリーンなどのボランティア活動では、「人1人の力はほんのわずかだけど0ではなく、それが 集まれば大きな力になる」ことを学びました。この全体を通して、知識としてインプットするだけでなく、これからの行動に活かしていきたいです。
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