研修風景
中学校「理科」第1分野指導力向上研修


◎8月23日(木) <教育センターにて>
 
物理分野「電流のはたらきと電気エネルギーに関する教材」                                  
ミノムシクリップのリード線の製作
   はんだ付け実習を兼ねて、この後に使用するミノムシクリップ
  付きのモノラルコードを製作した。
・簡単なスピーカーとマイクの製作
   紙コップと0.2mmの太さのエナメル線を使って作る。
   スピーカーにもマイクにもなる。
・光通信の実験
   紙コップの底を切り抜き、そこにアルミ皿を切り抜いたものを
  貼り付けるとマイクになる。そこに光を当てその反射光を光電
  池で受けてラジカセの外部入力端子につなぐと、ラジカセのスピ
  ーカーから声が・・・・(写真)
・ペルチェ素子を使った実験
   熱エネルギーと電気エネルギーのエネルギー変換が起こる
  おもしろい素子を使っての実験。
光通信の実験

化学「分子模型の製作」                                  

・発泡スチロール球を用いた分子模型
  発泡スチロール球を切って、色を塗って、つないで、酸素、二酸化炭素、水、アンモニア等の分子模型を作りました。エタノールは磁石とワッシャで原子を結び、回転できるように工夫しました。
・フラーレンの分子模型
  型紙を切り抜いて、C60の分子模型を作りました。切り抜いた型紙を貼り合わせていくと、いつの間にか、正6角形と正5角形からなるサッカーボール状のフラーレンが生成したことが驚きでした。


製作した分子模型

◎8月24日(金) <京都大学にて>
 
「超伝導とスピン制御のための物質設計」                                    
 教育センターに集合してバスで京都大学へ向かいました。バスの中では京都大学名誉教授の梶本興亜先生による京都大学の紹介を兼ねた講義がありました。京都大学では小野輝男先生による「スピントロニクスへの招待」、陰山洋先生による「無機酸化物を設計する−超伝導物質を目指して−」という、今現在、先生がまさに取り組まれている最先端の2つの講義があり、非常に興味深く聴くことができました。
小野先生の講義

「超伝導の実験」                                

 
 

 講義の後は実験室に移動して、陰山先生ご指導のもと超伝導でのおもしろい現象を見せていただきました
超伝導の説明 超伝導の実験









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