気象災害
気象状況
1997年6月20日 朝刊 毎日新聞
被害状況
台風第7号の影響で、20日午前07時半頃、八尾市で強風にあおられて飛んできたアクリル製看板の破片が通りがかった女性の頭部に当たり額に軽いけが。海や空のダイヤも19日夜から20日にかけて大きく乱れ、外洋フェリーや瀬戸内海航路のフェリー、高速艇もあいついで欠航。 19、20日の両日で関西・大阪両空港で合わせて51便欠航。JR阪和線で泉南市で架線にビニールが付着し、約30分間運転を見合わせたほか、他は始発からほぼ平常通り運行。 信貴スカイラインが倒木のため20日06時30分から通行止めになったほか、関西空港連絡橋や中部自動車道などで20日早朝から速度規制が行われたが、15時00分に全面解除。 暴風警報の発表により、府内の小中学校や高校など、7校除き休校や自宅待機。 大阪市では港・大正など4区内で河口部の防潮扉353基を閉じ、高潮に備えた。
気象概況
16日に発生した台風第7号は、20日午前、紀伊半島沖を北東進し、同日11時頃、愛知県豊橋市付近に上陸した後、関東・東北を縦断し、三陸沖に抜けた。
19日23時00分から20日11時10分までの間、暴風・波浪警報が発表された。
1997年6月20日6時
1997年6月20日9時
1997年6月20日12時
6月19日・大阪
風の記録は棒グラフで風速、折れ線グラフで風向(1:北北東、2:北東、 ・・ 4:東、 ・・ 8:南、 ・・ 12:西、 ・・ 16:北)を表現した
風の記録は棒グラフで風速、折れ線グラフで風向(1:北北東、2:北東、 ・・ 4:東、 ・・ 8:南、 ・・ 12:西、 ・・ 16:北)を表現した
最低海面気圧 | 990.9hPa | 20日08時38分 |
最大風速 | NNE 16.0m/s | 20日07時20分 |
最大瞬間風速 | NNE 24.8m/s | 20日08時16分 |
総降水量 | 9.0mm | 19日12時15分〜20日16時05分 |
最大日降水量 | 7.0mm | 20日 |
最大1時間降水量 | 2.5mm | 20日06時20分〜07時20分 |
最大10分間降水量 | 1.5mm | 20日12時20分〜12時30分 |
最大風速 | E 15.0m/s | 20日08時 | 生駒山 |
最大風速 | NNE 10.0m/s | 20日08時 | 豊中 |
最大1時間降水量 | 8.0mm | 20日08時〜09時 | 能勢 |
総降水量 | 34.0mm | 20日00時〜12時 | 能勢 |