気象災害
気象状況
被害状況
梅雨前線による大雨の影響で、9日床上浸水が大阪狭山市などで4棟、床下浸水が八尾市など7市1町で160棟、道路冠水が37箇所で起きた。 13日の大雨では、家屋一部破損1棟(茨木市)、床上浸水74棟(大阪・守口・東大阪市など14市)、床下浸水3815棟(大阪・門真・寝屋川市など23市2町)、道路決壊17箇所(吹田市・太子町など3市1町)、道路冠水240箇所(大阪・豊中・吹田市など19市1町)、橋梁破壊1箇所(箕面市)、河川溢水(羽曳野市2・四条畷市1)、堤防決壊4箇所(豊中市1・箕面市1・四条畷市2)、崖崩れ18箇所(茨木・枚方市など10市1町)。 JR東海道新幹線が13日午前、京都・新大阪間で一部運休したほか、大阪空港で到着便1便欠航。 国道168線や府道豊中亀岡線などが崖崩れなどのため、13日午前中心に通行規制。 泉佐野市内や関西空港で13日午前中一時停電。
気象概況
太平洋高気圧に押し上げられていた梅雨前線が5日夜から日本海を南下、7日から日本海沿岸に停滞し、前線の活動が活発となり断続的に雨が降り続いた。13日にかけて西日本を中心に大雨となり、大阪府下でも7日の降り始めからの総雨量が多い所で250mmに達し、9日午後には大阪府南部と東部で13日午前には北西部を中心に1時間に30mmを超える強い雨が降った。
9日12時25分から14時40分まで及び13日06時50分から13時00分まで大雨・洪水警報が発表された。
地上天気図
(1997年7月13日9時)
1997年7月13日 7時
1997年7月13日 8時
1997年7月13日 9時
地域気象観測所での時間降水量の推移
(1997年7月13日1時〜14時)
総降水量 | 173.5mm | 7日10時35分〜13日16時25分 |
最大日降水量 | 79.0mm | 13日 |
最大1時間降水量 | 41.0mm | 13日07時40分〜08時40分 |
最大10分間降水量 | 19.5mm | 13日07時50分〜08時00分 |
最大日降水量 | 137.0mm | 13日 | 箕面 |
最大日降水量 | 129.0mm | 13日 | 豊中 |
最大日降水量 | 110.0mm | 13日 | 枚方 |
最大1時間降水量 | 50.0mm | 13日07時〜08時 | 能勢 |
最大1時間降水量 | 43.0mm | 13日07時〜08時 | 豊中 |
総降水量 | 251.0mm | 7日11時〜13日12時 | 箕面 |
総降水量 | 210.0mm | 7日11時〜13日19時 | 生駒山 |
総降水量 | 206.0mm | 7日11時〜13日13時 | 枚方 |