大阪城内濠のプランクトン調査報告 7月29日(金)

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内濠の様子(東) 内濠の様子(西) 調査の様子(1) ネンジュモ
内濠の様子(東) 内濠の様子(西) 調査の様子(1) ネンジュモ

採集会 測定値・カウント数

 気温 30.0℃  透明度 230    水深  545   天気 晴れ
 (内濠表層水の水質)    DO 0.85mg/l     EC 210 μS/cm
 水温 29.0℃  pH 8.1  PO4 0.2ppm  NH4 0.4ppm COD10ppm  NO2 0.02ppm↓
 (水深50cmの水質)  DO 1.07mg/l     EC 200 μS/cm
 水温 29.2℃  pH 8.7  PO4 0.2ppm  NH4 0.2ppm COD 13ppm  NO2 0.02ppm
 総数(10リットル中)28052(前回 2957)個体 参加者1年0名,2年4名,3年0名,TA0名,顧問1名

     
ツノモ(渦鞭毛藻)    27 ベリディニウム     −
マロモナス     − ユーグレナ     −
ビワクンショウモ    50 コスマリウム(ツヅミモ)     −
スタウラストルム(ツヅミモ)     3      
ボルボックス   639 フタヅノクンショウモ    50
サメハダクンショウモ     − ヒトヅノクンショウモ     −
クルキゲニア     − コダテラ(クロロコックム)     −
テトラスポラ     − スフェロキスチス     −
アオミドロ     − ユードリナ     −
パンドリナ   175 プレオドリナ     −
クラミドモナス     − コエラストルム     −
ゴニウム     − セネデスムス(イカダモ)     3
サヤミドロ属     − ミカヅキモsp     −
クロステリウム     − アクチナストルム     −
グロエオキスティス     − クリプトモナス     −
コスモクラディウム     − パウルシュルジア     −
クサンチディウム     − オーキスチス     −
アンキストロデスムス     − コウガイチリモ     −
シオグサ     − ヒザオリ     −
アウラコセイラ     − タルケイソウ     −
オビケイソウ     4 シネドラ(ハリケイソウ)    20
ササノハケイソウ     − クチビルケイソウ     −
ホシガタケイソウ     − マユケイソウ     −
ハネケイソウ     4 イタケイソウ     −
フナガタケイソウ     − ヒメマルケイソウ     −
コバンケイソウ     −
ミクロキスティス  2483 ネンジュモsp 24312
アファニゾメノン     − アファノカプサ   111
アファノテーケ     −
アナベナsp     4 ユレモ     −
クロオコックス(藍藻)     − クロレラ 確認せず
 
ゾウミジンコ    59 ネコゼミジンコ    27
ミジンコ    50 ノープリウス幼生   140
コペポディド幼生    21 ケンミジンコ     6
ヒゲナガケンミジンコ     9 ミジンコsp'    24
オナガミジンコ     − カブトミジンコ    12
タマミジンコ     − ノロ     −
シカクミジンコ     −
シダ     − トガリネコゼミジンコ     −
スカシタマミジンコ     − ヒラタミジンコ     −
マルミジンコ     − ハリナガミジンコ     −
ゾウミジンコモドキ     − コドネラ     −
ハネウデワムシ    21 ツボワムシ     3
フクロワムシ     − カメノコウワムシ     −
ミツウデワムシ     − ヨツウデワムシ     −
ヒラタワムシ     − アクチノスフェリウム     −
コシブトカメノコウワムシ     − コシボソカメノコウワムシ     −
トゲワムシ     − テマリワムシ     −
ネズミワムシ     − ツメナガネズミワムシ     −
フタオワムシ     − スジワムシ     −
ハオリワムシ     − ハナビワムシ     −
ハルテリアsp     − カルケシウム     −
ゾウリムシsp     − タイヨウチュウsp     6
 
  あとがき 今回は,前回の2957個体から25005個体増加(8.46倍)しました。
 前回と同様にネンジュモとミクロキスティスが多く発生していたためか、水の色は緑色をしていました。
 ノープリウス幼生が比較的多く確認できました。他の種類の動物プランクトンには目立った個体数の増減はありませんでした。

 やさしい日本の淡水プランクトン図解ハンドブックを参考にさせていただいています。
 この調査は,文部科学省スーパーサイエンスハイスクール2011年度研究助成を得て行っています。