大阪城内濠のプランクトン調査報告 7月17日(日)

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内濠の様子(東) 内濠の様子(西) 調査の様子(1) 調査の様子(2)
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採集会 測定値・カウント数

 気温 32.0℃  透明度 217    水深  548   天気 快晴
 (内濠表層水の水質)    DO 0.88mg/l     EC 210 μS/cm
 水温 29.8℃  pH 8.5  PO4 0.2ppm  NH4 0.2ppm COD 7ppm  NO2 0.02ppm↓
 (水深50cmの水質)  DO 1.07mg/l     EC 200 μS/cm
 水温 29.9℃  pH 9.0  PO4 0.3ppm  NH4 0.2ppm COD 18ppm  NO2 0.02ppm
 総数(10リットル中)2957(前回 50280)個体 参加者1年0名,2年2名,3年1名,TA1名,顧問1名

     
ツノモ(渦鞭毛藻)    60 ベリディニウム     −
マロモナス     − ユーグレナ     −
ビワクンショウモ    16 コスマリウム(ツヅミモ)     −
スタウラストルム(ツヅミモ)     −      
ボルボックス   143 フタヅノクンショウモ     −
サメハダクンショウモ     − ヒトヅノクンショウモ     −
クルキゲニア     − コダテラ(クロロコックム)     −
テトラスポラ     − スフェロキスチス     −
アオミドロ     4 ユードリナ      
パンドリナ     4 プレオドリナ     −
クラミドモナス     − コエラストルム     −
ゴニウム     − セネデスムス(イカダモ)     −
サヤミドロ属     − ミカヅキモsp     −
クロステリウム     − アクチナストルム     −
グロエオキスティス     − クリプトモナス     −
コスモクラディウム     − パウルシュルジア     −
クサンチディウム     − オーキスチス     −
アンキストロデスムス     − コウガイチリモ     −
シオグサ     − ヒザオリ     −
アウラコセイラ     − タルケイソウ     −
オビケイソウ     4 シネドラ(ハリケイソウ)    20
ササノハケイソウ     − クチビルケイソウ     −
ホシガタケイソウ     − マユケイソウ     −
ハネケイソウ     4 イタケイソウ     −
フナガタケイソウ     − ヒメマルケイソウ     −
コバンケイソウ     −
ミクロキスティス  1065 ネンジュモsp  1188
アファニゾメノン     − アファノカプサ   111
アファノテーケ     −
アナベナsp     4 ユレモ     −
クロオコックス(藍藻)     − クロレラ 確認せず
 
ゾウミジンコ    12 ネコゼミジンコ   147
ミジンコ     − ノープリウス幼生    79
コペポディド幼生    28 ケンミジンコ    12
ヒゲナガケンミジンコ     8 ミジンコsp'     −
オナガミジンコ     − カブトミジンコ     −
タマミジンコ     − ノロ     −
シカクミジンコ     −
シダ     − トガリネコゼミジンコ     −
スカシタマミジンコ     − ヒラタミジンコ     −
マルミジンコ     − ハリナガミジンコ     −
ゾウミジンコモドキ     − コドネラ     −
ハネウデワムシ     − ツボワムシ     4
フクロワムシ     − カメノコウワムシ     4
ミツウデワムシ     − ヨツウデワムシ     −
ヒラタワムシ     − アクチノスフェリウム     −
コシブトカメノコウワムシ     − コシボソカメノコウワムシ     −
トゲワムシ     8 テマリワムシ    32
ネズミワムシ     − ツメナガネズミワムシ     −
フタオワムシ     − スジワムシ     −
ハオリワムシ     − ハナビワムシ     −
ハルテリアsp     − カルケシウム     −
ゾウリムシsp     − タイヨウチュウsp     −
 
  あとがき 今回は,前回の50,280個体から47323個体減少(0.06倍)しました。
 水の色がかなり緑色がかっていたのにも関わらず、植物プランクトンの個体数がとても少なかったです。これはプランクトンを採集したところよりも水深の深いところにいたからだと考えられます。
 ミクロキスティスやネンジュモが多く確認されました。図鑑によるとこれらはアオコの原因になると書いてありました。
 プランクトンの総個体数が大幅に減少したのは、前回に続きツノモの個体数の減少によるものが大きいです。

 やさしい日本の淡水プランクトン図解ハンドブックを参考にさせていただいています。
 この調査は,文部科学省スーパーサイエンスハイスクール2011年度研究助成を得て行っています。