11月8日(土)、グランキューブ大阪で四條畷高等学校100周年の式典と祝賀会が挙行されました。14時からの式典では、祝賀能「石橋」が演じられ、開式宣言のあと、本校校長の戸谷健三先生による祝辞、つづいて樋口俊夫実行委員長による挨拶がありました。
その後、府議会議員橋本昇治氏、大阪府教育長竹内脩氏による祝辞があり、続いて記念行事委員長の中司実氏より、来賓紹介、記念事業目録の贈呈が行われました。
第2部の記念講演では、本校28期生の東京大学大学院研究科教授である永長直人氏より「物理学と私」というテーマでお話をいただきました。高校時代のエピソードも交え、大学時代、アメリカ武者修行時代と、自らのたどってきた道のりを振り返りながら、論文をまとめるときの苦労や自らの理論が認められるに至った経緯と、専門的な話を交えながら、生徒たちにもわかりやすくお話いただきました。
第3部の記念演奏では、吹奏楽部、混声合唱と続き、最後の総勢約600名による大合唱の響きは、聞くものを感動させ、四條畷高校の伝統と誇りを感じる一時を聴衆に与えていただきました。なお、式典参加者は約2400名という大盛会でした。
その後18時からのの祝賀会では、懐かしい顔と再会した喜びもあって、和やかな祝宴となりました。参加者数は予想を上回る833名を数え、鏡割りに始まり、祝辞やビデオ上映、音楽演奏と続き、最後は旧制中学OBによる「健児の歌」と、四條畷高等学校校歌の大合唱となりました。楽しい一時のために尽力していただいた、関係者の方々、どうもお疲れ様でした。またの機会を楽しみにしております。
平成17年12月17日(土)、東館2Fに完成した100周年記念楠葉館の報告会が行われました。
中司会長の挨拶の後、田中四條畷市長、橋本府議会議員、竹内教育長の皆様よりお祝いの言葉を頂きました。その後、建築に携わった方々への感謝状贈呈があり、最後に井上学校長より、お礼の言葉がありました。
次に記念モニュメントの除幕式があり、その後の祝賀会では建築士の池亀暢雄様から楠葉館の設計時のエピソードをご披露いただきました。当初は外に建てるつもりだったことから、部屋の外壁にはレンガを使っていることによって、落ち着いた外観になっています。しかし、扉などに使用しているはめ込み式のタイル、外からの光を柔らかくする障子などの使用によって、結果的に気品ある会館として仕上がっています。
懇親会の最後に記念品(キーホルダー)の紹介が行われ、山口募金委員長の閉会の言葉でお開きとなりました。
![]() 大会議室で中司会長のご挨拶 |
![]() 感謝状贈呈 |
![]() 記念モニュメント除幕式 |
![]() 展示室を見学される方々 |
10月末に100周年記念楠葉館が完成し、業者より学校へ引き渡されました。
会議室(大)(小)、展示室、事務局と4つの部屋からなり、落ち着いた外観とともに、気品ある創りとなっています。
大会議室には書画の搬入も終わり、12月17日の完成報告会で披露されました。展示室には雁屋遺跡から出土した土器や、昔の畷高をしのばせる展示品を公開しています。
![]() レンガつくりの外観 |
![]() 雁屋遺跡からの出土品などを展示 |
![]() モニュメントには募金者の名前が刻まれています。 |
![]() 展示室は外からも見えるようになっています。 |
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