大阪府立城山高校・放送部のページ ・過去の作品


「有機戦士シロヤマン・スペシャル」

(2001年度1学期制作)


テーマ

 前年の芸文祭で発表した「有機戦士シロヤマン」の好評を受けて、今年はNHK杯もシロヤマンでいこう!ということになりました。
 「パワーアップ」を図るため、前回の3人から今回は2人ですべてを作ることに。そこから、敵はにせシロヤマン=一人二役ということにほぼ自動的に決まりました。また、コンテストに出すにはテーマが重要ということで、今回は有機栽培と無農薬栽培のちがいを中心?にすえることになりました


スナップ

 城山高校に現れたシロヤマンそっくりの姿をした謎の人物。「シロヤマンのファンなんです」「有機農業について教えていただきたくて」と調子のいいことを言うが、実は有機農業の秘密を狙う謎の野菜結社ドクドク団が送り込んだ、にせシロヤマンだった。

 今度は2人だけで作ろう、というのが当初からのプランでした。そこで、半ば必然的に「シロヤマン」の一人二役ということになりました。
 ちょっとわかりにくいかもしれませんが、額の「有機」の向き、サングラスの形、実習服の色が違います。実習服は、上の学年のお古を調達しました。例によって経費ゼロです。

←ホンモノ

ニセモノ→

 シロヤマンは戦いを挑みますが、同じ力を持つにせシロヤマンとは互角です。

 とはいえ、一人二役はなかなか大変でした。最初は時間順に撮影し、その度に着替えていました。しかし、次第に混乱し、頭の「有機」をつけかえるのを忘れたりしたので、途中からは、片方ずつまとめて撮影することにしました。あとの編集が大変でしたが....。

必殺技「シロヤマンくわ」

「にせシロヤマンくわ」で対抗

 シロヤマンは、野菜作りでの勝負を提案します。その野菜を使っての料理で決着をつけようというわけで、判定はシロヤマンを改造する「謎の博士」がすることに。にせシロヤマンはスペシャルドレッシングをくりだします。果たしてシロヤマンは勝てるのか?!

 城山高校には園芸科がありますから、タネの袋(レタス)はすぐに手に入ります。また、このレタスも校内で販売されているものを使っています。一玉100円。シロヤマンとにせシロヤマンがそれぞれ別のレタスを「作った」はずですが、実は同じものを使い回しています。一玉二役です(笑)。
 料理勝負は調理実習室で撮影しています。皿なども全部学校のものです。料理の上にかぶせるフタのようにみせているのは、銀色のボウルです。
 なお、ここでは二人が同時に映っていますが、これはあらかじめカメラ位置を固定し、回しっぱなしにしたものです。

 全国大会でも、準決勝進出は逃しましたが、会場では大いにウケていました。調子にのった我々は、文化祭と芸文祭に向け、最終回「さらばシロヤマン」の制作を開始しました。

→全国大会レポートはこちら



もどる