大阪府立城山高校・放送部のページ


2001年度全国大会


 2000年(第48回)のNHK杯全国高校放送コンテスト大阪大会で、本校放送部の作品「有機戦士シロヤマンスペシャル」が、創作テレビドラマ部門で府第1位をいただきました。

→作品の概要についてはこちら

 というわけで、大阪代表として全国大会(7月24日〜26日)にエントリーすることとなり、顧問である私と3年生の部員2名(シロヤマン全メンバー)とで上京しました。

 結果は残念ながら準決勝進出(一次審査突破)はなりませんでした。今回のエントリーは全国で87作品。その中でベスト20に残るのはやはり難しかった、ということなのですが、会場では相当ウケてましので、自分たちとしてはそこそこ自信を持っています。

 以下、写真入りレポートをお届けします。シロヤマンの日記もあります。


7月23日(火)ほんとはもう24日 出発
 いよいよ出発です。集合は阪急梅田に0時!(^◇^)/

駅の時計(0時35分)
顔を顔を出せない?二人
大阪駅11番ホーム。お昼じゃないよ。 人権保護のため、顔は変えてあります(笑)
サンライズ瀬戸登場

 今夜乗り込むのは、寝台特急サンライズ瀬戸(撮影失敗)。私(顧問)も初めてです。

ゆったり座席
この列車には寝台以外に「のびのび座席」というゴロ寝席があるのでそれを利用しました。右のような感じで、ちゃんとクーラーもあります(調節可能)。
 隣との仕切りが壁全面でないこと、枕がないことが残念でしたが、指定席特急料金だけということを考えると非常に快適です。

7月24日(水)〜25日(木)コンテスト予選
いよいよ全国から参加の皆さんに「シロヤマン」をお披露目です(^^;

会場は代々木のオリンピック記念青少年総合センターです

シロヤマン流れる!
 会場は参加校で満員。すでに席などありません(このあともどんどん増えました)。

ついにシロヤマンが会場に流れました!
(爆笑とどよめきの連続)
 審査結果は25日朝に発表されました。
残念ながら準決勝には選ばれませんでした。
シロヤマン涙の自画像(44K)

いただいた審査員の方の講評をご紹介します。

  テーマ性 テーマの素材 脚本 構成・展開 台詞・演技力 演出・編集 カメラの技術 ナレーション・SE・音楽等
A審査員            
 楽しい作品でした。本物とにせ物の区別がよくわからなかったので、キャラクターに特徴をつけてほしい。
B審査員         × ×
 暗すぎて分からない所がある。カメラのアップが必要。
C審査員            
 楽しそうに作っている作品。脚本・構成は良い。
D審査員          
 楽しい中で有機農業の方法も伝えているすばらしい作品でした。
E審査員              
 構想面白い。特性を生かしています。「本物」と「にせ者」の違いがわかりにくい所が、実はミソですか? 「有機」のことがよく分かりました。
○良い  ×注意  無印は普通

7月26日(木)コンテスト決勝&帰阪
場所をNHKホールに移して、いよいよ決勝です。

 会場の少し前に行ったのですが、すでに長蛇の列…。びっくりしました。もちろん我々参加者の席数は確保されているのですが、いい席は回ってきませんでした(3階席。ただし最前列だから少しマシ)。  ホール中央の大スクリーンにテレビ作品(ラジオの場合はこのように学校名・作品名)が映されます。司会はステージの端に。作品の発表前には、制作者が出てきて簡単な説明や紹介をします。

 NHKホール前で記念写真。微妙にボケているのはわざとです。

 午前中の発表(番組制作の4部門14作品)を見終わった時点で「疲れた」ということなので、無理をせずに帰ることにしました。

 おつかれさまでしたー。

番外編:シロヤマンの東京日記「ハートブレイクにいたるまで」

1日目

 今、東京に来て一日目の夜。嘉門達夫を聞きながら書いている。N(博士)はもう寝た。12:14。いまいち東京に来た感触がない。大阪にいるみたい。しかし、大会の準々決勝で9時〜5時ぐらいまでいてた。50本近いビデオを見たが、3分の1はねてた気が…。
 準々決勝にはだいたい同じ風なのがならんで出てくる。たまに、ウチのを超えると思うものも数本。たのむ、残ってくれーと思いながらふける夜。
 なんで日記を書いたりしているのか分からない、気まぐれで書いてる。
 日中あつい。大会おわって帰ってるけど暑すぎる。おまけにおもりも付けてる。5時なのにどこかに行こうと思っていたけど、暑すぎてそんなことどーでもいい。明日行けたら行こう。
 晩メシ、ピザをたのむ。腹がへった。注文をしたのはいいが、遅すぎる。Nもオレもカロリー不足におちいった。テレビの音だけ聞こえる。会話するエネルギーもない。いざピザを食うと元気ハツラツ。俺の方は目が覚めたけれど、Nはもう寝た。トゥーハートの絵でも書こうか。いやシロヤマンの続きを考えようか…。N寝てるからできない。しかし、都心から遠いからゲーセンにも行けない。物価は高いか安いかわからん。そばうどんのだしはこいかうすいかわからん。することなし。とりあえず絵をかいてねるとしよう。

2日目

 今日、朝10時に先生に起こされた。ぐっすりねてたらしい。気になる結果は、Nによると落ちたようだ。たぶん先生の冗談だろうと思ったが本当に落ちたようだ。おれたちの旅もこれでおわり、意味がなくなった。そろそろ大阪に帰りたいと思う。今、深夜12:14。嘉門ききながら、明日の決勝おれたちのシロヤマンを超えるものを見てみやげをかって帰ろう。Nはやっぱりもうねた。日記を書けとゆーに、たぶん忘れてるな。今日はあまり書くことがない。せいぜい大雨になってぬれながら帰ったことぐらいだろう。はー…。
 明日、新幹線にのって帰る。できれば渋谷にいればよかった。行ってもゲーセンがないといやだなー。明日は雨のおかげですずしくなりそう。しかし荷物が多い。三日分以上もってきた。というよりいらんもんが多いかな。夜も更けた。もうねよう。

3日目

 今、帰りの新幹線の中で日記をかいている。字が曲がる。今日は決勝の作品を見るだけ見た。予選会場で見るよりも、NHKホールで見た方がすばらしく見える。しかし後ろの女はなんだ。なぜイスをけとばす。1本につき7回、1分に2回はけってくる(右足左足とダブルアタック)。ちょっとキレた。
 しかし、シロヤマンはいけると思ったが、時代がもうまじめの方がいいのだろうか。もうおもろいのはいけないのだろうか。NHKホール入場の時、ドラクエ3の行列を思い出す。人数が多すぎる。3800人もいたらしい。よく入ったなー。さすがNHKホールだ。夢をかなえた人たちはかんきの声を上げたたえた。さすがにうらやましかった。せめて準決勝までいってほしかった。NHKの人の講評が聞きたかった。
 3日間、東京ブラリシロヤマンの旅はあっさりと、しかしコクがありまったりとした旅であった。(N、日記書いてほしかった)

オマケ:なぞの博士の感想

「感動しすぎて、胸に青龍刀が突き刺さる感じです。」


トップにもどる