校長 吉岡 宏

 

 

皆様、ようこそ天王寺高校のホームページにおいでくださいました。

 本校は明治29年(1896年)に大阪府第五尋常中学校として創立され、創立124年目を迎える歴史ある伝統校です。開校以来、日本全国、世界各国のあらゆる分野に幾多の有為な人材を輩出してまいりました。その校風は、「自由闊達 質実剛健」を旨とし、勉学のみならず、多彩な行事や部活動を通して仲間たちと切磋琢磨し、自らを鍛錬する文武両道を実現しています。

 この誇り高き伝統を教育方針の根底に受け継ぐ一方で、社会の急速なグローバル化や情報化、高度な技術革新といった変化にも対応できる教育活動を行っています。これまで、大阪府からは「グローバル・リーダーズ・ハイスクール」(H23〜)、文部科学省からは「スーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)」(H16〜)や「科学技術人材育成重点枠」(H25〜)などの指定を受け、米国海外研修や4技能対応の英語学習、専門性の高い理数教育や課題研究などを柱に、国際社会で活躍できる人材の育成に取り組んでいます。SSH事業は今年度で4期4年目の成熟期を迎えました。「科学技術人材育成重点枠」については引き続き今年度から新たに2年間の指定を受けています。
 本校は「授業第一主義」を教育の柱に据え、「日本一の授業が受けられる学校」をめざして全ての教員が授業改善に日々取り組んでいます。新学習指導要領が掲げる「主体的・対話的で深い学び」こそ、私たちが既に実践してきたものであり、時代に先駆けてきた証と言えるでしょう。天王寺高校では、生徒一人ひとりが「高い志」を持って、知性と教養を磨き、仲間と共に切磋琢磨して、人間力を育んでいます。この春も、大きく成長した72期生が、夢の実現に向かってこの学び舎を巣立っていきました。

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大という未曽有の事態のなか、令和2年度を迎えることとなりました。臨時休校が1か月を超えて続いており、今後の教育活動の実施も見通せない状況ですが、生徒の学習機会の保障に全力をあげ、この逆境下においても本校の提供する学びが、将来の国際社会をリードしていく人材の育成につながることを確信し、精一杯取り組んでまいりますので、引き続き、皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。

令和2年4月1日
校長 吉岡 宏