知的障がい自立支援コース「クリスタル」

自立支援コースの目標

学校生活を通じて社会性を身につける。 「ともに学び、ともに育つ」意識を育む。

自立支援コースの生徒は、約8割の授業を普通科の生徒と一緒に勉強します。本校で学ぶすべての生徒が、様々な障がいのある生徒とともに学ぶことを自然にとらえ、お互いを尊重し、支えあう姿勢を育み、共生社会を支える人材になることを目指しています。

知的障がい自立支援コース「クリスタル」説明会

本年度在籍の自立支援コース募集人数:3名
学校説明の後に、クリスタルの活動場所(教室や畑)を見学していただけます。

八尾翠翔での学びの特色

  • 1.規律に基づいた集団生活

    学校では時刻の厳守を徹底し、準備を整えて次のプログラムに参加できるように努めています。遅刻者数は非常に少なく(一日当たりに換算すると0 .4人)、礼儀や敬語の使用も重要視されています。

  • 2.クラスでの集団活動

    授業では自己考察や助けを求める力を育み、HR活動ではクラスの運営や他者のための行動を通じて協力の喜びを実感します。 授業や学校行事にはクラスの一員として参加しています。

  • 3.支援室での職員•生徒間交流

    支援室では連絡帳の確認や昼食を取ります。生徒は教員や他の生徒とのコミュニケーションを通じて成長し、不安や疑問に対応できる環境が提供されます。

  • 4.個別・小集団授業

    個別授業では学力に応じた指導計画が立てられ、基礎学力向上や自立活動のためのスキル習得に重点が置かれます。小集団授業では共同作業を通じてコミュニケーション能力や作業能力の向上を図ります。

クリスタルの学校生活について

タイムスケジュール

8:15 登校 ・体育館1階の下足室で上履きに履き替える。
・北館3階支援室(クリスタル)にくる。
・連絡帳を支援室の先生に渡す。
(緊急連絡用の携帯電話を持っている場合は電源を切って預ける)
8:30 朝礼 ・各々のホームルーム教室で出欠確認・朝のショートホームルームを受ける。
8:45 1限〜4限目 ・午前の授業〜
12:35 昼休み・昼食 ・昼食
13:20 5限目〜6限目 ・午後の授業〜
15:30 終礼 ・HR教室で帰りのSHRを受け、担任の先生から連絡帳を受け取る。
・北館3階支援室(クリスタル)に戻る。
・連絡帳を確認してもらう。
17:00 下校 ・他に用事(クラブや委員会や職員による個別の呼び出しなど)がなければ下校する。
・体育館1階の下足室で下履きに履き替える。

カリキュラム

●クラスの生徒と一緒に受けます。(原則)

平均すると1週間のうち約8割ほどの授業をホームルームクラスで受けます。(実技を伴う授業の場合は生徒の状況を考慮して学習サポーターや教職員が付き添うこともあります。)

●クリスタル独自授業

「基礎学習」「生活科学」「個別・小集団授業」がクリスタル独自の授業になります。

1 文学国語 現代文授業研究 基礎学習ⅢB 抽出数学 英コミュ
2 体育 英コミュ 文学国語 日本史研究 体育
3 政治・経済 論理国語 情報Ⅱ 論理国語 現代文授業研究
4 政治・経済 基礎学習ⅢA 情報Ⅱ 英コミュ 文学国語
5 論理国語 韓国・朝鮮語 日本史探究 基礎学習ⅢA 生活科学
6 総合 韓国・朝鮮語 抽出国語 基礎学習ⅢA 生活科学
7 LHR 抽出PC
(三年次の時間割モデル)

卒業後の主な進路先

  • 障がい者職業訓練校
  • 専門学校
  • 自立訓練施設
  • 就労移行支援施設
  • 就労継続A型施設
  • 就労継続B型施設
  • 就労(障がい者雇用)
  • など