大阪府立布施高等学校のホームページをご覧いただき有り難うございます。
平成31年4月1日付で大阪府立布施高等学校の第25代校長として着任いたしました。本校は昭和17(1942)年に大阪府立第十七中学校として設立され、その後、布施中学校と校名を改称し、昭和23(1948)年に学制改革により大阪府立布施高等学校となり現在に至っております。これまでの76年にわたる歴史の中で、数多くの有為な人材を輩出してまいりました。このような伝統校で勤務できる喜びと、一方では重責を感じております。これまで培われてきた良き伝統を継承しながら、現代社会の課題に対応するための新たな発想を実践に移すことにより、布施高等学校をさらに素晴らしい学校へと進化させてまいりたいと考えております。
本校では、グローバルかつローカルな視点を持ち、新たな価値を創造する力と社会を生き抜く人間力を養い、社会をリードする人材の育成をめざしています。そのため、「志を持ち、己を鍛える」「知性を磨き、価値を創造する」「己を知り、人生を描く」「人・社会・世界と繋がる」という4つの資質の育成に力を注いでおります。
具体的には、質の高い授業を提供することは当然のこと、主体的で探究的な学びを推進し、社会との繋がりを常に意識させる取組みを実践しております。また、「アドバンストコース」と「スタンダードコース」を設定することにより、切磋琢磨を促し、自己をより高める工夫をしております。さらに、コミュニケーション能力やマネジメント力を養うため、クラブ活動や行事といった自主活動を重要視しております。
以上のような教育活動を推進するため、教職員もまた授業力やキャリア教育力の向上を図っているところです。皆様方のご理解とご支援をいただきながら、教職員一同、今後も生徒たちの成長を支援するため全力を尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。