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機械系シラバス

2年

機械技術実習

ものづくりができる技能・技術者を育成するため、機械工作の基礎・基本について学ぶ。

生産技術実習

ものづくりができる技能・技術者を育成するため、機械工作の基礎・基本について学ぶ。

機械設計

機械設計の基本となる力学的な知識を修得する。

第1章 機械と設計

  1. 機械のなりたち・・・・定義や機械要素など。
  2. 機械設計

第2章 機械に働く力と仕事

  1. 力・・・・・力の合成と分解やモーメントについて。
  2. 運動・・・・運動量と力積など。
  3. 仕事と動力・・・・エネルギーと動力についてなど。
  4. 摩擦と機械の効率・・・・摩擦や機械の効率について。

第3章 材料の強さ

  1. 材料に加わる荷重・・・・荷重の種類
  2. 荷重を受ける材料の強さ・・・・応力とひずみについて。
  3. せん断を受ける材料の強さ
  4. 熱応力
  5. 材料の破壊と強さ・・・・材料の疲労と破壊、許容応力と安全率
  6. 曲げ・・・・はりに加わるせん断力と曲げモーメント、はりの断面形状とたわみについて。
             

機械工作

工業材料および各種工作法(切削加工、溶接)を学習し、機械工作の基礎を身につけることを目標とする。

3年

機械技術実習

ものづくりの技能・技術をより高めるために、より高度な各種加工方法について学ぶ。

生産技術実習

生産システムについて学ぶとともに、図面作成から完成品まで作品を仕上げる技術を学ぶ。

課題研究

少人数の班編成を行い、1年間を通してものづくりに取り組む。

福祉機器(電動車いす等)、エネルギー環境機器(風力発電、燃料電池等)などの製作にも取り組む。 また、研究発表の場を設けることによりプレゼンテーション能力を身につける。

塑性加工

鋳造・鍛造・溶接等の加工を組み合わせ、製品作りをする。応用的な知識と技術を習得する。特に、切削加工以外の加工方法を主とした製品を製作する。 また溶接時の熱ひずみ、鋳造時の収縮等を考える。

組立加工

手仕上げを主とした加工で、ボ−ル盤や他の工作機械と組み合わせ手仕上げの応用技術を習得する。技能検定(機械組み立て仕上げ)3級の取得をめざしながら、機械加工だけでは円滑に摺動しない品物の組み立て技術をより深く学ぶ。

切削加工

汎用旋盤・フライス盤等の切削加工の技能向上を目的とし、切削条件や刃物(バイト)の研磨等切削性能の向上の知識について学ぶ。技能検定(普通旋盤、フライス盤)3級の取得をめざすために学習する。

CAD/CAM加工

CAD/CAMを使ってMC加工、NC旋盤加工、放電加工を行い、より複雑な加工方法を学ぶ。

機械設計製図

ウインチの設計および製図を行い、機械技術者としての基本的な知識を学ぶ。 機械製図検定の合格を目標にし、製図コンクール全国大会にも参加する 。またCAD製図技能検定の合格をめざす。

MC加工

マシニングセンタを使った加工技術についてより深く学ぶ。また技能検定(マシニングセンタ)3級の取得をめざす。

加工技術

各種技能検定取得をめざす生徒、および各種技能競技会(高校生ものづくり全国大会・旋盤競技会等)に参加を希望する生徒を対象として、より高度な加工技術、技能を学ぶ。