令和2年4月23日に、北野高校が「令和2年度子供の読書活動優秀実践校 文部科学大臣表彰」を受けました。本校の図書館サポーターの生徒たち、そして図書館の先生方の日々の読書推進活動が高く評価され、この素晴らしい表彰につながりました。萩生田文部科学大臣から表彰状とメッセージをいただきましたので、表彰状は本校玄関に、メッセージはこのHPに披露させていただきます。
「令和2年度子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)の文部科学大臣表彰」を受けられた皆様へ
「令和2年度子どもの読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)の文部科学大臣表彰」を受けられた皆様、誠におめでとうございます。皆様方の日ごろからの読書活動へのご尽力に対し、心から敬意を表します。
文部科学省では、毎年4月23日の「子ども読書の日」に、子供の読書を推進する活動において特色ある優れた実践を行っている学校、図書館、団体、個人の方を表彰しております。
今年度も、本来であれば皆様方にご出席いただき表彰式を開催させていただく予定でしたが、現下の新型コロナウイルス感染症の状況に鑑み、やむを得ず式を中止させていただきました。皆様に直接お会いして感謝とお祝いの言葉をお伝え出来ないことは誠に残念ですが、表彰状をお送りさせていただきますので、お収めください。今日、我々を取り巻く環境は、「人生100年時代」や「超スマート社会」の到来など、社会の激しい変革の中にあります。先を見通すことの難しい時代において、子供たちが主体的に社会に参画し、活躍していくためには、主体的な学びを通じて、自らの意思で道を切り拓いていく力や、他者とのコミュニケーション力をはぐくむことが極めて重要になります。
読書は、子供たちにとって、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に着けるうえで欠かせないものです。
読書を通じて様々な世界や人、出来事、考え方などに触れることは、子供たちの大きな成長につながるものです。また、よい本との出会いは、いつまでも心に残り、一生の宝物になることもあります。子供たちが読書に親しみ、心豊かに成長できるようにするには、社会全体で環境を整備し、読書活動を盛んにしていくことが必要です。文部科学省としても、今後とも読書活動の普及・推進に努めてまいります。
皆様方には、今後とも未来を担う子供たちの読書活動への支援にご尽力を賜りますようお願い申し上げます。
皆様の今後ますますのご活躍を祈念し、お祝いのメッセージといたします。令和2年4月23日
文部科学大臣 萩生田光一