個別の登校週間です

 今週は月曜日から個人面談を実施しています。先週の登校日の際に個別の投稿日時をお渡ししています。休まれた生徒には、担任が個別に連絡を入れています。

 ほとんどの生徒がしっかり時間通りにホームルーム教室に来てくれています。担任も生徒一人ひとりとじっくり話が出来て本当にうれしく思っています。生徒の皆さんの不安やストレスを少しでも和らげて、再開後の学校生活が上手くスタートできるように支援していきたいと考えています。特に3年生は進路に対する不安も大きいと思います。丁寧に状況を聞き取り、アドバイスをして、必要に応じて進路指導室や大学予約等奨学金相談窓口に行ってもらっています。

上の写真は面談待機場所での注意書きです。生徒の皆さんが座る場所、通る場所、触る可能性のある場所は全て1日に数回、教職員全員で消毒しています。安心していろんな相談をしてください。

 個別の面談が終わると希望する生徒は教育相談や保健相談、大学等予約奨学金の相談を受けることが出来ます。

 この写真は大学等予約奨学金(JASSO奨学金)の相談窓口です。ここで記入すべき書類があれば記入して、扉の向こうの会議室で個別に話をします。一人ひとりの想いを聞き、借りられる金額、返す際の金額、大学によってはいつ幾らお金が必要なのか、そういった事を丁寧に聞き取りながら、適切なアドバイスをするようにしています。必要以上に借りてしまい、大学卒業後に借金に苦しむ人の話も以前報道されていました。出来ることなら借金せずに大学に行って欲しいものですが、日本の高等教育の個人負担額は世界でもトップレベル。もっと安くあってほしいと現場の教員は皆、思っていますが、現実はそうではありません。それなら、生徒の皆さんが必要上に負担することなく、何とか返していける金額をアドバイスすることが必要です。もちろん、昨年度から給付型の奨学金(返さなくて良い奨学金です。本来の奨学金は「返さなくて良い、その代わり、社会に出たら他の人のために汗をかく」というものです!)も創設されたので、そちらの相談にものっています。

 6月の授業再開が報道されていますが、大阪府教育委員会から指示はまだ来ません。指示が来ればすぐにメールマガジンやホームページでお知らせします。楽しみに待っていください。