10月30日(木)、給食試食会が開催されました。
この日の献立は「ごはん・ダッカルビ・チゲスープ・牛乳」。

ダッカルビは、ほんの少しピリ辛でごはんが進む味。チゲスープは野菜たっぷりで、体がほっと温まる優しい味でした。
試食会では、きざみ食やペースト食も用意されていました。ペースト食は、高速ブレンダーで約15分かけて丁寧に攪拌、さらにザルでこして仕上げているとのこと。豆腐や野菜など、食材ごとに分けて刻んだりペーストにしたりして、味や食べやすさはもちろんのこと、見た目の美しさも大切にしてくださっていることが分かりました。



食後には、栄養教諭の西井先生から藤支の給食についてのお話がありました。
食材は出来るだけ国産のものを使用し、国産のものがない場合も最終加工地が日本のものを使うようにしているとのこと。また、添加物のない食材の使用を心がけ、「安心・安全」を第一に考えた給食づくりを行っているそうです。
味付けは薄味で和食を基本としながらも、世界の料理を取り入れたり、行事食で季節を感じられるような工夫もされているとのこと。七夕の献立では、星形にくり抜いた「ラッキーにんじん」を各クラスに2~3個ずつ入れ、それが当たった子は「ラッキー☆」という楽しい仕掛けも!

また今回は、調理中の様子をムービーで見ることもできました。
調理員さんたちがすごく丁寧に作ってくださっていること、そして衛生面にも細やかに気を配ってくださっていることが、実際に目で見てよく分かりました。
参加した保護者からは「おいしかった!」「家でも作ってみたい。」「子どもが食べている食形態を実際に味見出来てよかった。」といった声が聞かれました。
子どもたちの給食を作ってくださっている方々の工夫や想いに触れ、改めて感謝の気持ちを感じるひとときになりました。

ご準備くださった西井先生をはじめ、調理員の皆さま、本当にありがとうございました。
給食試食会は毎年この時期に開催されています。子どもたちと同じ給食を実際に味わいながら、学校給食の工夫や温かさを感じられる貴重な機会です。
まだ参加されたことのない方も、ぜひ来年度はご参加ください!