大阪市立港区民ホールにて、大阪府支援学校PTA協議会による「対府懇談会」が開催されました。
午前中に知事部局、午後には教育庁との懇談会を行い、事前に提出した要望書についての回答をいただくとともに、追加の質問も含めて、丁寧な意見交換が行われました。
要望書は、それぞれの障がい種別のPTAから寄せられたもので、日々の学校生活や子育ての中で感じている思いをもとに、約半年間、話し合いを重ねながら準備してきたものです。保護者のみなさんの切実であたたかな願いが込められています。
要望の中には、国の制度改正が必要なものや、予算の関係で現時点では対応が難しい内容もあり、すべてが思いどおりの回答とはならない部分もありましたが、保護者の声を直接府に届けるとともに、これまでの取組や進捗状況を確認する貴重な機会となりました。
毎年のことながら、懇談会をとおして保護者の声を伝え続けていくことの大切さを感じます。今後も、こうした声が大切に受け止められ、子どもたち一人ひとりが安心して学び、過ごせる環境づくりにつながっていくことを願っています。