本校で公開研修会として本校で導入されている「楽スタ」について実践発表・講話を行ないました。
「楽スタ」を日本で初めに取り入れたのは、びわこ学園に所属される理学療法士の高塩先生で、もともとスパイダーという名前でした。名称が表わす通り、身体から外に向かってゴム紐を蜘蛛の巣のように張る構造になっています。身体に装着する留め具付きベルトと、弾力性の異なるゴム紐とを固定するための支柱もしくは枠から成り立っています。
「楽スタ」を使用して生徒たちは立位姿勢をとったりバランス感覚を養ったりしながら自分で動くことができるという楽しさを感じています。
今回の研修会は、実際に生徒が楽スタを使用している場面を高塩先生に見ていただき意見をいただく時間と、高塩先生がこれまで実践されてきたことをお話していただく時間の2部構成で行なわれました。
日頃の自立活動で取組んでいる内容をさらに向上できる貴重なアドバイスやヒントをいただき充実した研修会となりました。
また研修会には、他の支援学校の先生方にも複数参加していただき、情報交換ができる良い機会となりました。