8/1(木) ブリスベン・王立動物虐待防止協会

今日は、FCACのあるハービーベイを出発し、昼食をはさんでおよそ5時間かけて、オーストラリア第三の都市であるブリスベンに移動しました。

ブリスベンでは、RSPCA(Royal Society for the Prevention of Cruelty to Animals : 王立動物虐待防止協会)に行きました。
RSPCAでは、生野にも何度か来てくださったことのある水野博士が、野生動物保護における国際関係についてご講義くださいました。

なかでも、生徒たちが興味深く聞いていたのは、ご講義のハイライトともなる、以下のようなお話です。

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野生動物の保護を国際的にすすめるために、基礎知識と相互理解が不可欠だ。

たとえば、日本でもときおり「捕鯨」が話題になるが、「捕鯨・反捕鯨」について、食料危機の観点から是とする日本と、動物倫理という観点から非とするオーストラリアの「観点の違い」を理解することが大切。

また、何かを判断するときに、自然に入ってくる(大きく報道されている)ニュースだけではなく、自分できちんと情報収集して、「人として公平な判断」をするべきで、それが「国際人」としての姿勢だ。

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また、このお話のあとは、保護されている動物が里親と出会うための部屋や医療センター、コールセンターなどを見せていただきました。

夜はホテルにチェックインしてブリスベンのショッピング街で夕食をとりました。すこし大人っぽい、おしゃれな街の夜の雰囲気を、生徒たちは楽しんでいたようです。

先ほど無事にホテルに帰りました。このあとはそれぞれの部屋でゆっくり過ごします。

明日には、クイーンズランド大学のキャンパスツアーがあります。留学生を含めた学生さんと、少人数で話せるよい機会です。
海外留学や進路について考えてみるよいきっかけになるのではないかと思います。