秋の交通安全

 今日は門真西高校の交通安全に関する取り組みを紹介するとともに、自転車の交通ルールの確認をしたいと思います。

 

 まず、本校では自転車通学の生徒が多くおり、朝と放課後の駐輪場は人でごった返しています。また、朝・夕は通勤・通学ラッシュの時間帯で交通量が多くなることから、交通事故に巻き込まれる危険性も必然的に高くなります。そこで、我々教員は「生徒の命を守る」ことを最重要課題の一つとして捉え、様々な取り組みをしております。

 

~本校の交通安全に関する取り組み~

 ①目視による生徒の安全確認と声掛け

   生徒が交通ルールをしっかりと守っているか、自転車の整備状況はどうかといったことを教員が現場に行って把握しなければならないと考えおり、正門、駐輪場、そして可能な日は近隣区域にて指導を行っております。そして小さなことではありますが、駐輪場での自転車の止め方などのマナー向上にも力を入れております。

 

 ②定期的な警察との連携

   本校は警察と連携した交通安全指導も行っております。LHRの時間を利用した警察の方々による交通安全の出前講義や朝の正門で行う交通安全キャンペーンなどがあり、これからも継続的に行っていく予定です。

 

 ③無人でも安全に走行できる環境作り

   交通事故の原因で2番目に多いのは「出会いがしらの衝突」です。この事実を踏まえ、本校で出会いがしらの衝突が起こり得る場所の1つである通用門では、「スピード落とせ!」の標識を掲げるとともに、出口付近にコーンをジグザグに置くことによるスピード抑制を行っております。ただ、これらの対策だけではまだ不十分であると考え、より徹底した環境作りに取り組んでいます。

 

~自転車の交通ルールの確認~

 ①自転車は車道を走ることが原則

   道路交通法上、自転車は軽車両と位置づけられています。歩道と車道の区別のあるところでは車道通行が原則です。

 

 ②車道は左側通行!右側通行は禁止!

   意外と守られていないのがこのルール。自転車側は何気なく行っていても、車側からすると非常に迷惑で危険です。正面衝突を避けるため、自分の身を守るために絶対にこのルールを守ってください。

 

 ③交通ルールを守る!

   二人乗りの禁止(道路交通法)・・・[罰則]2万円以下の罰金又は科料。

   並進の禁止(道路交通法)・・・[罰則]2万円以下の罰金又は科料。

   夜間はライト点灯(道路交通法)・・・[罰則]5万円以下の罰金。

   信号を守る(道路交通法)・・・[罰則]3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金。

   交差点での一時停止と安全確認(道路交通法)・・・[罰則]3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金。

   イヤホンで音楽を聴く、携帯電話・スマートフォンの使用(大阪府道路交通規則第13条)・・・[罰則]5万円以下の罰金。

 

   上記の交通ルールをあなたは守れていますか?あなたの運転は子どもの見本になっていますか?ぜひ一度自分の交通マナーを確認してみてください。