第３５回卒業証書授与式

　春を思わすような心地よい気候を感じることができた今日、大阪府立門真西高等学校第３５回卒業証書授与式が行われました。

　卒業生は温かい拍手の中迎え入れられ、開式の辞、国歌斉唱、そして校歌斉唱と続きました。校歌斉唱では、卒業生の軽やかな伴奏と生徒の歌声が体育館に響きわたっていました。そして、卒業証書授与では代表が１名壇上に上がり、堂々と胸を張った様子で卒業証書を校長から受け取っていました。

　次に教育委員会表彰、教育長表彰、皆勤賞を授与されたものの紹介、校長式辞が行われました。校長の温かみのあるエールのような言葉はきっと卒業生に届いたと思います。そして来賓紹介、祝電披露があり、実に多くの方が門西生の門出を祝ってくださっているんだなぁと感じました。その後、記念品目録贈呈と記念品贈呈が行われました。体育館にお越しのみなさんは気付かれたと思いますが、体育館左側に校歌ボードが新しく設置されました。これが３５期生からの記念品です。なお、在校生からはコサージュなどが贈呈されました。

　送辞は生徒会会長から行われ、「おめでとう！」の気持ちが本当にこもった送辞だったと思います。そして卒業生から答辞があり、高校生活を思い返すことで自らの成長や多方面からの支援を再確認していたように思えました。

　さぁクライマックスの卒業生の歌は川嶋あいの「旅立ちの日に」です。I WISHの「明日への扉」の原曲となった曲としても有名ですね。卒業生による美しい旋律のピアノ伴奏と高校生活の場面場面をフラッシュバックさせるような歌詞に、思わず涙ぐむ卒業生があちらこちらで見受けられました。また、演奏と同時に今まで暗幕で隠されていた在校生による卒業生へのメッセージが披露されました。

　「ありがとう」という心の声を聞くことができた今回の卒業式ですが、１時間ほどで閉式の辞、そして卒業生退場まで行うことができました。退場する卒業生には惜しみない拍手が送られ、彼らは幸せだったのではないでしょうか。

　ご来賓のみなさま、本日はお忙しい中、卒業式にご臨席いただきありがとうございました。

　※　本ブログですが、この記事をもちまして今年度の掲載を終了させていただきます。また来年度の桜が咲くころに新しいブログを企画中なので、今後ともよろしくお願いします。