夕方から池田市のアゼリアホールで開催された吹奏楽部の定期演奏会を聴きに行きました。５時開場、５時半スタートで、私は４時半くらいに会場に着いたのですが、ビックリ。すでに皆さん長蛇の列で開場を待っておられました。「きっと凄いのだろうな」とは思っていましたが、これほどまでとは。吹奏楽部の皆さん、すみません。北野高校吹奏楽部なめていたかもしれません...汗。
で、中に入ってしばらくすると、聴衆が開演前の時間を持て余さないよう、金管８重奏や打楽器３重奏でもてなしてくれました。いやはやどちらの演奏も質が高くてまたまたビックリしました。
5時30分から第１部の演奏が始まりました。スイングあり、アニメソングあり、正統派吹奏楽曲ありで、吹奏楽によるさまざまな演奏を大いに楽しませていただきました。
再びアンサンブルの演奏でもてなしてもらった休憩を挟んで、
第２部は「ピーターパン」の劇と演奏で楽しませていただきました。演奏は言うまでもなく良かったのですが、演劇の完成度が「演劇部？」と思ってしまうくらい高すぎて驚きました。演じてくれた全員が素晴らしかったですが、ウエンディ役の生徒の「本当の姉？」と思うくらいの表現力と、フック船長の高笑いが特に良かったです。
第３部はまた、１年生も交えた大合唱やOBOGの方が入った大人数での演奏など、迫力と聞きごたえ十分の素晴らしいステージでした。さすがに人数は100人となると、会場の空気を通してすさまじいエネルギーが伝わってきますね。
137期の部長さんの挨拶も素晴らしかったです。聞いていて、感動と感心で思わずもらい泣きしそうになりました。
第３部が終わってからのアンコールを求める拍手がまた凄かったです。千人を超える人がホールの中で思い切り手拍子するとどんなことになるのか、初めて体験しました。アンコールの２曲も、生徒たちがどれくらい思い切り演奏を楽しんでいる（指揮をしておられたＮ先生含めて）のがよく伝わってきてとても良かったです。
吹奏楽部の皆さん、今日は本当に素晴らしい演奏で最高のひと時を与えてくれてありがとうございました。校長室にいると、多目的ホールで練習する皆さんの演奏や歌声がよく聞こえてきますが、その結実を今日実際に肌で感じることができました。また次回を楽しみにしていますので、これからも練習頑張ってくださいね。