六稜同窓会では毎月第３か第４金曜日に「六稜カルチャー講座」を実施しておられます。ここでは隔月で「世界史の旅」と「世界名作文学と旅」の２講座が開催されていますが、本日は「世界名作文学と旅」の回ということで、この講座を担当しておられる８３期生の久井勲さんが校長室を訪ねてくださいました。
久井さんはご自身が読破された本の名セリフをまとめておられて、講座ではそれを題材に毎回お話しされるそうですが、驚くべきはその読書量とジャンルの幅の広さです。私も比較的に本はよく読む方ですが、ジャンルは大変偏っています。久井さんはそれこそ時代を問わず世界中の名作を読み込んでおられるそうで、自宅には１４００冊ほど本を所蔵されているとか。その中から毎回３本ずつお話されて、これまで４０数本を取り扱われたとのことですが、下の画像にあるようにすでに１５０本近い素材を用意されているそうです。
ちなみに久井さんのお話はインスタグラムでも４コマ漫画にして公開されています。この４コマ漫画は久井さんの甥御さん「とうは」さんが描いてくださるそうです。皆様、お時間がありましたらぜひこのアカウント「rikuryouculture」を一度ご覧になってください。きっとご自身のリベラルアーツの世界が大きく広がると思います。
久井さんは他にも「文学すごろく」を作っておられますが、残念ながらこちらはまだ公開されていないそうです。これを読めば文学による世界漫遊が体験できるのですが、それはまたの機会をお楽しみということで。
久井さん、今日はいろいろと楽しいお話を聞かせていただきありがとうございました。最近は視力が低下した影響で読書できていなかったのですが、おかげでまたふつふつと読書意欲が湧いてまいりました。ということで、今から早速読む本を探します。