校長通信

大阪府立金剛高等学校長からの記事です。

「悩む力」について

<「悩み」と「迷い」>   自らの高校生活を振り返り、真っ先に思い浮かぶ言葉は「悩み」と「迷い」です。当時、悩み、苦しみ、迷い、もがいていました。見られることを意識し過ぎ不登校になりかけたこと、悲観的な考えに陥り運命をはかなんだこと、逆に自己主張に捉われ周りに迷惑をかけたこともありました。   「いかに生きるべきか」「社会に正義は具現できるのか」さし迫った理由から、私はこの問いに向き合わざるを得な...

平成29年度 2学期始業式あいさつ

みなさん、おはようございます。  いよいよ、今日から二学期です。3年生は一足早く23日から二学期がスタートしています。 幸い、命に関わる大きな事故もなく、まずは、ここにこうしてみなさん一人ひとりとお会いすることができて、うれしく思います。  その上で、二学期を迎えるにあたり、3つお話します。  まずは、振り返りです。みなさん一人ひとりの夏休みは充実していましたか。一学期の終業式に、夏休み、日ごろで...

図書館報『あづさ』より「私の薦める一冊」

 私がみなさんに薦める一冊は山本周五郎の『さぶ』である。舞台は江戸時代の下町。主要人物は貧しい農家から、障子や屏風を商う芳古堂に見習い奉公に出てきた栄二とさぶ。栄二は手先が器用で頭の回転も速く、体の動きもすばしっこい。さぶは不器用で要領も悪いが地道にコツコツと頑張るタイプ。二人は十年間もの辛く苦しい見習い奉公に耐え、初めて組んで出仕事をすることになった。初日から、二人は張り切ってお得意先の綿文とい...

平成29年度 1学期終業式あいさつ

 一学期の終業式にあたり、みなさんに言葉を送ります。キーワードは共感性です。  4月に18年ぶりに金剛高校に戻ってきて、金剛高校の生徒の「よさ」を再確認しました。金剛高校の生徒は、心優しく、温かく、仲間を大切にします。クラス開きにはじまり、遠足、そして体育祭。特に体育祭では、チームのために一人ひとりが、思いに応えようと、力の限り頑張り、感動を与えてくれました。  金剛高校の生徒は、人の思いに応え、...

JUMP金剛77号「最後の一人の立場に」

 4月に着任しました校長の上本雅也です。私は金剛高校に昭和63年度から平成11年度までの12年間、9期生の入学から18期生の卒業まで、初任者として勤務しました。その間、多くの人たちに支えられました。先輩や同僚の先生方、地域の人たち、そしてともに活動して来た生徒たち、その人たちの顔が今も目に浮かびます。最も苦しい時に、その人たちの言葉や行動による促しが「人は変わることができる」「社会は変えていくこと...

 「進路は一人で切り拓くものだが、一人だけで切り拓くものではない」。かつての金剛高校の先輩の先生がおっしゃった言葉です。私はこの金剛高校で3回3年生の担任をしました。私のクラスには、就職する生徒、専門学校に進学する生徒、推薦入試や一般入試で短大や4年制大学を受験する生徒もいました。就職や推薦入試で面接試験のある生徒には、進路指導部の先生と担任で何度も何度も面接練習をしました。また、各教科の先生方は...

平成29年度 1学期始業式あいさつ

 皆さん、お早うございます。新しい季節が巡って参りました。今年は桜の花もこの始業式まで散るのを我慢してくれていたようで、学校の桜もまだきれいです。 私はこの4月に新しく金剛高校の校長として着任いたしました上本です。実を言いますと今から30年前、私はこの場所に初任者として赴任しました。9期生の1年から18期生の3年までの12年間、この金剛高校で生徒たちとともに学校生活を送りました。18年ぶりに金剛高...

38期生入学式式辞

 校門の満開の桜が惜しみなく花びらを降り注いで言祝ぐ今日、金剛高校第38回入学式を挙行いたしましたところ、ご多用の中、臨席を賜りました、大阪府教育庁支援教育課をはじめ、PTA役員のみなさまには、高いところからではございますが、厚くお礼申し上げます。  ただいま入学を許可しました、普通科240名、共生推進室生徒3名、合計243名のみなさん、ご入学おめでとうございます。  今日からみなさんは大阪府立金...