大阪信愛学院大学 しんあい教育研究ケアセンターが中心になって進めている「医療的ケア児者・家族のための防災プロジェクト」に、数年前から本校も関わっています。このプロジェクト主催の「第6回防災ワークショップ」が9月6日(土)に開催され、本校PTA会長、教員、校長が参加しました。
テーマは「医療的ケア・重度心身障害児者を支える多職種と当事者の在宅避難を考える」で、このテーマに沿って、医療的ケア児者の家族、訪問看護ステーション、デイサービス施設から、「災害時の体験談」「日頃の備え」「今後の課題」などについて話されました。いずれもリアルなお話で、本校の児童生徒を思い浮かべながら聴き、地域との日常的なコミュニケーションを通した「つながり」の大切さを学びました。また、「在宅避難で必要な電力量」「消費電力を減らす工夫」といった電力に関する知識を、臨床工学技士さんから教示され、とても勉強になりました。これらの学びを活かして、安全で安心な学校づくりにさらに努めていきたいと思います。