昭和50年3月、本校は第102高校として大阪府議会で建設が可決され、いよいよ6月に第一期工事の起工式を迎えました。広報みはら(美原町広報紙)には、7月に「昭和51年4月開校予定 美原町に念願の府立普通高校」と題して大きく紹介されるとともに、9月には「府立高校建設説明会」の模様が紹介されるなど、当時、町をあげて本校を応援していただいていたことが伺えます。
実際に、初代 湯口校長によると、地元の皆さんの郷土愛は深く、本校が設立される以前から「美原高校を育てる会」を作られ、多くのご支援をいただいたようです。湯口校長は、地元の方々から何としても本校を立派な高校に育て上げたいという意気込みを感じ、期待に背くことがないようベストを尽くすべく覚悟を持ったとの記録が残っています。
そして、昭和51年1月に美原高等学校設置条例が制定・施行され、いよいよ4月の開校に向けて準備が急ピッチで進むこととなりました。