【講演】ふるさとって呼んでもいいですか

昨日、大阪府立学校在日外国人教育研究会(府立外教)の総会並びに春期研修会に参加しました。

本校生徒は、例えば「はんまだん(朝鮮半島にルーツをもつ生徒と日本の高校生の交流会)」や、本校が会場として実施される「One World(ワン ワールド)」、中国ルーツ生の集い「您好交流会」など、様々な活動に参加しております。

総会の後、イラン生まれのナディさんによる「ふるさとって呼んでもいいですか-子どもにとっての在留資格-」というテーマの講演を聴かせていただきました。

プロフィールより「1991年に出稼ぎ労働目的の両親とともに家族で来日し、オーバーステイ(超過滞在)のまま首都圏郊外で育つ。小学校3年から公立学校に通い、高校在学中に家族とともに在留特別許可を得て定住資格を獲得。大学卒業後は都内の企業に勤務し、現在は2児の母。」

お話の途中から、涙が止まらず、最後は勇気と元気を戴きました。感謝

また、今後この方と長吉の生徒を引き合わせたいなぁという思いにも駆られました。

写真の著書を購入したので、読後にはみなさんも図書室でナディーさんという方に触れて貰えたら嬉しいです。このような機会をいただき唯々感謝です。