本日三学期始業式を行いました。
令和7年度の3学年が一堂に会する最後の機会です。
年始に校長からのメッセージは
「思い込みの枠を超えて」と題し、講話させて
いただきました。
〜以下抜粋〜
〇2026年が始まりました。今年の干支は「丙午(ひのえうま)」です。皆さんは「丙午」という言葉を聞いたことがありますか? (数名が挙手してくれました)古くから伝わる迷信の一つに「丙午の年に生まれた女性は気性が激しい」というものがあります。今の時代からすれば、根拠のない話に聞こえるでしょう。しかし、驚くべきことに、わずか60年前の丙午(1966年)には、この迷信を信じた人々が出産を控えた結果、日本全体の出生率が例年より25%(およそ30万人!現在の出生数の半数近く、驚きです)も下がったという歴史的事実があります。
〇なぜ、根拠のない話がこれほどまでに社会を動かしたのでしょうか??そこには、今日のキーワードである「アンコンシャス・バイアス(無意識の「思い込み」)」が潜んでいます。私たちは、自分が意識していなくても「〇〇はこういうものだ」「普通はこうするはずだ」というフィルターを通して世界を見ています。
〇これらは悪気があって生まれるものばかりではありません。しかし、無意識のうちに「誰かの可能性」や「自分自身の選択肢」を狭めてしまうことがあるのです。
〇三学期は、今の学年の締めくくりであり、次のステップへの準備期間です。社会人・進学を迎える人、進路に悩んでいる人、進級に不安を抱える人、新しいことに挑戦しようとしている人。
〇皆さんの心の中に「自分には無理だ」「自分はこういうタイプだから」というアンコンシャス・バイアス(無意識の「思い込み」)はありませんか?
あるいは、友人に対して「〇〇はこういう性格だから」と決めつけて、新しい一面を見逃していませんか?
〇この三学期、皆さんには「自分の『当たり前』を少しだけ疑ってみる」という挑戦をしてほしいと思います。「本当にそうかな?」と一歩立ち止まることができれば、これまで見えなかった自分の才能や、友人の良さに気づけるはずです。
〇丙午の2026年が、皆さんにとって「古い殻を破り、新しい自分を発見する」素晴らしい一年になることを願い、式辞といたします。(了)
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