校長 小林 信恵
中庭の桜が満開の平成25年4月1日に着任しました、小林 信恵です。
わたくしは、教員、教頭、校長の職をここ中津支援学校で勤めさせていただく事となりました。
校歌には、楽しいなかま・やさしいなかま・のびゆくなかま・中津のなかまという歌詞があります。
中津のなかまとして「子どもたちにとって」を最優先に考え学校経営を進めてまいります。
本校は、昭和28年に「大阪府立整肢学院」の院内分教室が設置され、昭和62年に肢体不自由養護学校として独立し、平成20年4月に大阪府立中津支援学校と校名変更いたしました。
大阪市営地下鉄御堂筋線の中津駅から徒歩5分、都会の一角にある小規模な学校です。学校近辺は、風情のある公園や商店街が点在しており、下町情緒豊かな地域です。
平成25年度は、新に、小学部に3名、中学部4名、高等部に9名の入学生を迎え、小学部24名、中学部は16名、高等部21名、合計61名の児童生徒が毎日、元気に学習しています。
本校が目指す教育としては、次の4点を掲げています。
1 自立と社会参加に向け、豊かな感性と確かな学力を身につけ、自分と仲間を大切にす る。
2 生命と健康を大切にし、障がいを認識、克服し、たくましく生きる力をつける。
3 科学的な認識力を深め、感動する豊かな感性や表現力を養う。
4 社会の一員としての自覚を持たせ、集団の中で仲間と共に育ちあえる能力を育成する。
学校といたしましては、子どもたちが、生命と健康を大切に、たくましく生きる力をつけ、いつも笑顔で、明るく、生き生きとした学校生活を送り、思い出をいっぱい作ってくれることを願っております。
また、医療機能を備える肢体不自由児施設「大阪府立整肢学院」における療育と密接に連携し、障がいの状況と心身の発達に応じた教育を行い、障がいのある子どもたちの自立への意欲と社会参加に向けて、教職員一丸となって取り組んでおりますので、今後とも、ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。