四月に入ってすっかり暖かくなり、あっという間に桜も満開を過ぎ、淀川の土手にも色とりどりの花々が咲き誇る季節となりました。
大阪府立中津支援学校のウェブサイトをご覧いただきありがとうございます。
2年目となりました校長の川田でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
さて、本校は、昭和28年に「大阪府立整肢学院」の院内分教室としてスタートしました。その後、昭和62年に大阪府立養護学校の中津分校より独立し、大阪府立中津養護学校として平成20年4月に大阪府立中津支援学校と校名を変更し、平成28年度に創立30周年を迎え、今年度は32年目に入ります。
この間、多くの方々に支えられ、整肢学院に入所する子どもたちが学び、巣立って行きました。現在は、小学部29人、中学部18人、高等部13人、合計60人の児童生徒が元気に学んでいます。
中津支援学校の教育目標は「将来を見据え心身の成長と生きる力を育む」ことです。
大阪整肢学院の療育目標と連動しています。 教職員一同は、児童生徒一人ひとりの社会自立に必要なニーズに向き合い限られた在学中の時間に、卒業後の生活に役立つ力やツールにつながっていただきたいと考えています。
本校がめざしているのは、次のような学校です。
1 児童生徒が安全で安心して教育活動に取り組める学校。
2 自立と社会参加に向け、豊かな感性や表現力を養い、確かな学力を身につけ、キャリア
教育を推進する学校。
3 社会の一員としての自覚をはぐくみ、集団の中で仲間と育ちあえる力を育成する学校。
4 学校の組織力の向上と、教職員の専門性・授業力向上のための体制が整った学校。
今年度の重点は、2 の項目において、「ICTの活用、教材や補助具の考案および授業の活性化により、児童生徒の「つたえる」「やりたい」「できる」を増やし一人ひとりを伸ばす。」ということです。
保護者の皆様をはじめ地域の皆様には、日頃より本校の教育活動にご理解とご協力をいただきありがとうございます。今後も、一層のご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
平成30年4月6日
大阪府立中津支援学校
校 長 川田 和子