ご挨拶

4月に入り、中庭の桜も一気に咲きだし、満開を迎えました。

大阪府立中津支援学校のウェブサイトをご覧いただきありがとうございます。

私は、この4月1日に着任いたしました校長の川田でございます。

どうぞよろしくお願いいたします。

さて、本校は、昭和28年に「大阪府立整肢学院」の院内分教室としてスタートしました。その後、昭和62年に大阪府立養護学校の中津分校として独立し、平成20年4月に大阪府立中津支援学校と校名を変更し、昨年度創立30周年、今年度は31年目に入ります。

この間、多くの方々に支えられ、整肢学院に入所する子どもたちが学び、巣立って行きました。現在は、小学部26人、中学部15人、高等部16人、合計57人の児童生徒が元気に学んでいます。

本校がめざしているのは、次のような学校です。

1 児童生徒が安全で安心して教育活動に取り組める学校。

2 自立と社会参加に向け、豊かな感性や表現力を養い、確かな学力を身につけ、キャリア

教育を推進する学校。

3 社会の一員としての自覚をはぐくみ、集団の中で仲間と育ちあえる力を育成する学校。

4 学校の組織力の向上と、教職員の専門性・授業力向上のための体制が整った学校。

自分の長所を伸ばしたい、何かにチャレンジしたい、そんな子どもたちの願いを大切にしたいと思います。

今後とも、「大阪整肢学院」における療育と密接に連携し、教職員一同、至誠をもって、卒業時に児童生徒全員が目標を明確にして巣立っていける教育を実践してまいります。

保護者の皆様をはじめ地域の皆様には、日頃より本校の教育活動にご理解とご協力をいただきありがとうございます。今後も、一層のご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

                                               平成29年4月1日

                                               大阪府立中津支援学校

                                               校 長 川田 和子