平成26年度当初ごあいさつ

CIMG3901.JPG校長 小林 信恵

 

 今年は、3月に白木蓮の花がとてもきれいに咲いていました。ボランティアの方々が植えてくださった、チューリップや、プランターの花もきれいに咲いています。

中庭の桜が満開の中津支援学校に着任して二年目となりました、小林 信恵です。

校歌に、楽しいなかま・やさしいなかま・のびゆくなかま・中津のなかまという歌詞があります。中津のなかまとして「子どもたちにとって」を最優先に考え学校経営を進めてまいります。

本校は、昭和28年に「大阪府立整肢学院」の院内分教室が設置され、昭和62年に肢体不自由養護学校として独立し、平成204月に大阪府立中津支援学校と校名変更いたしました。大阪市営地下鉄御堂筋線の中津駅から徒歩5分、都会の一角にある小規模な学校です。学校近辺は、風情のある公園や商店街が点在しており、下町情緒豊かな地域です。

平成26年度は、新たに、小学部に5名、中学部6名、高等部に6名の入学生を迎え、小学部23名、中学部は18名、高等部22名、合計63名の児童生徒が、元気に学校生活を送ってくれることと楽しみにしています。

本校のめざす学校像は

「将来を見据え心身の成長と生きる力を育む学校」~コミュニケーション力を育む~

そして次の4点を掲げています。

1 児童生徒が安全で安心して教育活動に取り組める学校

2 自立と社会参加に向け、豊かな感性や表現力を養い、確かな学力を身につけ、キャリ

  ア教育を推進する学校

3 社会の一員としての自覚をはぐくみ、集団の中で仲間と育ちあえる力を育成する学校

4 学校の組織力の向上と、教職員の専門性・授業力向上のための体制を整える

 

学校といたしましては、子どもたちが、生命と健康を大切に、たくましく生きる力をつけ、いつも笑顔で、明るく、生き生きとした学校生活を送り、思い出をたくさん作ってくれることを願っています。

地域の方々とのふれあいを大切にし、地域の方たちから支援して頂く事ができるように頑張っていきたいと思っています。

また、医療機能を備える肢体不自由児施設「大阪府立整肢学院」における療育と密接に連携し、障がいの状況と心身の発達に応じた教育を行い、障がいのある子どもたちの自立への意欲と社会参加に向けて、教職員一丸となって取り組んでおりますので、今後とも、ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。