校長 小林 信恵
中庭の桜がとてもきれいに咲いています。ボランティアさんが植えてくださった、チューリップや、プランターの花もきれいに咲いています。
中庭の桜が満開の中津支援学校に着任して三年目となりました、小林 信恵です。
私ごとですが、中津支援に教員として11年、教頭として3年、校長として2年、計16年中津のなかまとして、勤務をさせていただいています。
校歌に、楽しいなかま・やさしいなかま・のびゆくなかま・中津のなかまという歌詞があります。私は校長として、そして中津のなかまとして「子どもたちにとって」を最優先に考え学校経営を進めてまいります。
本校は、昭和28年に「大阪府立整肢学院」の院内分教室が設置され、昭和62年に肢体不自由養護学校として独立し、平成20年4月に大阪府立中津支援学校と校名変更いたしました。
平成27年度新に、小学部に2名、中学部3名、高等部に7名の入学生を迎え、小学部24名、中学部は15名、高等部21名、合計60名の児童生徒が、元気に学校生活を送ってくれることと楽しみにしています。
本校のめざす学校像は
「将来を見据え心身の成長と生きる力を育む学校」~コミュニケーション力を育む~
そして次の4点を掲げています。
1 児童生徒が安全で安心して教育活動に取り組める学校
2 自立と社会参加に向け、豊かな感性や表現力を養い、確かな学力を身につけ、キャリ
ア教育を推進する学校
3 社会の一員としての自覚をはぐくみ、集団の中で仲間と育ちあえる力を育成する学校
4 学校の組織力の向上と、教職員の専門性・授業力向上のための体制を整える
学校といたしましては、子どもたちが、生命と健康を大切に、たくましく生きる力をつけ、いつも笑顔で、明るく、生き生きとした学校生活を送り、思い出をたくさん作ってくれることを願っております。
地域の方々とのふれあいを大切にし、地域の方たちから支援して頂く事ができるように頑張っていきたいと思っています。
また、医療機能を備える肢体不自由児施設「大阪整肢学院」における療育と密接に連携し、障がいの状況と心身の発達に応じた教育を行い、障がいのある子どもたちの自立への意欲と社会参加に向けて、教職員一丸となって取り組んでおりますので、今後とも、ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。