新年度が始まり、私達は仮入部を行いました。今年は毎年恒例の葉脈標本やプラナリアの走光性実験に加え、ビタミンCに関する実験も行いました。その結果多くの新入生が興味を持ってくださり、最終的に13人が入部してくれました。
6月の学園祭では、新型コロナウイルスが5類に引き下げられたことで多くの人が生物部を訪れてくださりました。ハーバリウム作り体験・葉脈標本作り体験には幅広い年齢の方が参加され、今年から販売を開始したDNAビーズストラップも完売し、大盛況となりました。また普段飼育している生き物の展示にも多くの人が目を向けてくださりました。
学園祭が終わると、個人研究を開始しました。今年は「草木染め」「プラナリアについて」「植物標本」等といった様々な分野について研究することができました。草木染めでは植物ごとに煮出した色素を用いて布の染まり方の違いについて調べ、プラナリア研究では、普段生物部内で飼育している中に見られた3つや4つの眼を持つ個体に関して詳しい研究を行いました。植物標本ではノカンゾウの植物標本化を行いました。
また天王寺高校や四條畷高校で開催されるサイエンスデイという研究発表会に参加し、私たちの研究成果に加え、他校の研究に触れたことによって、より一層生物に関する知識を深めることができました。
今後も、それぞれ個人での研究等を続けるとともに、校外での活動を増やし、より有意義に活動して行きたいと思います。
「真・善・美」プチ 令和5年度より