現在書道部は、二年生5名、一年生3名の計8名で活動しています。8名のうち半分の4名は兼部をしており、以前より少し賑やかな部となりました。
そんな私達とは裏腹に、世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大し、様々な制限がなされ、社会は暗くなる一方でした。学校生活が再開され、少しずつ日常が戻ってきましたが、毎年参加させていただいている展示会も中止や、延期の末の中止となり、部としての目標を失ってしまったように感じました。そんな中開催された学園祭では、部員が一丸となりうちわの販売をしました。その甲斐あってか、例年にはない売り上げを出しました。何よりたくさんの方が足を運んでくださった事が嬉しかったです。その後、応募させていただいた大阪府高等学校芸術文化祭では、見事部員が入選しました。部員が入選した事により、部全体の雰囲気が良くなり、「例年通り」の概念を無くし、今までした事がない新しい事にたくさんチャレンジしました。
今年度は思う様にいかず苦しい日々が続きましたが、私達書道部にとっては変化の多い一年でした。よりよい部にしていくために、まずは出来る事を一歩一歩進めていきたいと思います。
校内誌「真・善・美」第20号より