3時間目の福祉の授業で、日頃から里山ボランティアクラブ等でお世話になっている、尾崎さんをゲストティーチャーとしてお迎えしました。
プレゼンテーションルームで里山ボランティアの活動スライドを見ながら、学校と地域のつながり、里山保全の目的や里山と街のつながりなど、ご自身の子ども時代の経験も交えてお話し頂きました。
私は、尾崎さんが仰った「顔の見える人間関係が大切。」「人は一人で生きていくことはできない。」という言葉が印象に残りました。
私の幼少時代も近所の子どもたちと野原や川を走り回った記憶があり、それを近所のおじさん、おばさんが時に温かく、時に厳しく見守ってくれていました。
地域の大切さというのは、失って初めてわかるのかもしれません。
生徒たちも真剣に尾崎さんのお話しに聞き入っていました。
尾崎さんは、また、子どもの頃に夢中になって遊んだ、手作りの竹トンボと知恵の輪を持ってきて下さいました。
デジタル世代の生徒たちには、とても珍しいのか、一生懸命飛ばしたり、輪をはずそうと熱心に知恵の輪と格闘していました。
世代を超えて大切なものを引き継いでいく、野崎高校の福祉の授業には、そのような良さもあります。
尾崎さん、貴重なお話しを頂き、ありがとうございました。