1月26日(土)~29日(火)3泊4日の旅程で北海道へ修学旅行へ行きました。 旭川、糠平、然別、小樽が主な訪問地でした。
私は本校では初めての修学旅行でしたが、団長として生徒や先生方に怪我などなく、充実した旅行となるよう心がけました。
出発前日の夕刻、悪天候のため飛行機が飛ばないかもしれないという情報が入り、学年主任らと最悪を想定した対応を協議するなど、
一時はどうなることかと心配しましたが、翌日以降、嘘のように天気は回復し、4日間快適に北海道の旅を満喫することができました。
初日は、マスコミ等でも話題となった旭山動物園を見学しました。旭山動物園は、「行動展示」を基本理念としておられ、動物たちが日常生活している様子を間近で見ることができます。
生徒たちは、アザラシやペンギン、白熊たちが自由に動き回ったり、餌を食べたりする様子を興味深そうに観察していました。
2日目~3日目は、スキー、スノーボード、冬体験を行いました。
今回は、スノーボードが人気のようでしたが、皆ほとんど初めて滑る様子で、最初はうまく立てなかったり、転んだりしながら、ワーワー、キャーキャーと大騒ぎでした。
しかし、さすがにそこは野崎高校生。午後からは、上手に滑っていました。うーん、上達が早い。私は、ゲレンデを歩きながら、ひたすらカメラ係に徹しました。
スキーやスノーボードの腕をめきめき上げた生徒たちは、帰る頃になると、自信たっぷりに、「また滑りにきたいわぁ。」と声を上げていました。
私が印象に残ったのは、36期生のパワーでした。どちらかというと大人しい印象の生徒たちが多いように思っていましたが、夜のレクレーションは、大いに盛り上がりました。
野崎高校伝統?の腕相撲大会やご当地クイズ、有志によるダンスやパフォーマンスなど、まさに本校の校訓の「創造」を体現しており、本当に圧倒されました。
36期生、なかなかやりますね。
私も表彰式では、賞状や賞品のプレゼンターを務め、優勝者たちとしっかりと握手を交わしました。
阿寒湖の氷の上で、わかさぎを釣ったり、然別では、ナイトウォッチングと、大阪ではとても体験できないような、貴重な経験を積んだあと、最終日には、小樽観光を行いました。
各自が街を散策し、お昼ご飯を食べたり、お土産を買ったりしました。この頃から雪が降り始め、街は一面銀世界となりました。
36期生が素晴らしかったのは、怪我や事故などがなく、最後までスキーやスノーボード等をほとんどの生徒がやり遂げたこと、
また、集合時間に遅れる生徒が一人もなく、全行程通じて、 時間どおりの快適な旅を行うことができたことです。
集団行動のルールを守り、当たり前のことのように思えますが、時間厳守を貫き通せたのは、立派だったと思います。
校長として、またいつの日か、生徒たちを連れて、北海道の大地を踏みしめたい、そう思わせてくれた修学旅行でした。
36期生の皆さん、先生方、本当に充実した修学旅行でした。ありがとうございました!