7月10日(月)午後に1・2年生は人権講演会を実施しました。
講師には梅本正直様と太鼓集団「魁」の皆様をお招きしました。
太鼓の演奏では上品な琴の音色から始まり、様々な楽器にあわせ、
力強い太鼓の圧巻の演奏をご披露いただきました。
梅本様にはご自身がご経験された差別について、語っていただきました。
「差別をしない強い心を持って欲しい」という大切なメッセージをいただきました。
私からは梅本様と「魁」の皆様へのお礼とともに、本校の生徒たちに対して
人前でこのような素晴らしい演奏を行うためには、技術の習得のために多くの時間が
必要で、時には様々な自分のやりたいことを犠牲にして取り組んでこられたはずです。
しかも差別を受けながらというハンデを背負いながら取り組んでこられました。
本校の生徒たちには「何かをしよう」とした時に、自分のやりたいことの時間を
削ってでも取組む「強さ」を見習って欲しい。またそういう行動に敬意を払う
事の出来る「優しさ」も身につけて欲しい。
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「魁」の団員の中には本校の卒業生もおられました。団員の方々は仕事を休んだり、
学校を休んだりして、今回の講演会にお越しくださいました。本校の生徒たちにとって
考えるきっかけを与えて下さるためにわざわざお越しいただけたこと心から感謝いたします。
梅本様、「魁」の皆さま、本当にありがとうございました。