スーパーカミオカンデ研修報告

10月6日から8日まで、SSH事業としてスーパーカミオカンデ研修を実施しました。

生徒49名、付き添い教員5名の研修旅行でした。

ニュートリノやスーパーカミオカンデについて、事前に学習をして研修に臨みました。

 

1日目は岐阜県関市の岐阜県博物館、飛騨高山市内フィールドワーク、天体観測でした。

120年前に起こった濃尾大地震が特別展のテーマに取り上げられていましたが、3.11震災の後だけに、みな真剣に聞きました。

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2日目は東京大学宇宙線研究所・神岡宇宙素粒子研究施設(スーパーカミオカンデ)を訪問。研究所で講義を受けてから

スーパーカミオカンデに入坑し、11129個の光電子増倍管をはめ込んだ5万トンの超純水の水槽の上に立ちました。

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3日目は愛知県常滑市の「あいち臨空新エネルギー実証研究エリア」、豊田市の「トヨタ会館」

を訪問しました。「実証研究エリア」では新エネルギー開発の最前線の現状と問題点を伺いました。

 

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出発する前に「ニュートリノが光より速いのでは」というニュースが話題になりました。今回の研修にとってはタイムリーな話題でした。

現地では参加生徒が学芸員さん、大学の先生、施設の研究者の皆さんの説明を

克明にノートし、多くの質問を投げかけたので、担当の方の説明にも力が入っていたように感られじました。

この体験が、生徒の皆さんの今後に活かされることを願っています。