マレーシアは油やしの木が国土を広く覆っており、見渡す限りのヤシの森林が広がっています。
博物館ではマレーシア在中の日本人スタッフの方々がガイドをしていただき、古代から現代にいたるまでの歴史・文化についてお話を頂きました。
その中で、多民族国家としてのマレーシアの状況を知るとともに、古代の中心であるマラッカについて見分を深めるため午後はマラッカへ移動しました。
マラッカでは、1645年に創設されたマレーシア最古の中国寺院「青雲亭」や、世界遺産の歴史的建造物のモニュメントが集まっている「オランダ広場」、
1521年にポルトガルによって創建されフランシスコザビエルの像が建つ「セント・ポール教会」、1511年にポルトガルがマラッカを攻め最初に築いた砦などの見学、講義を受け、
マレーシア・ポルトガル・オランダ・イギリスなどの関係を理解しました。
明日は、自然科学学習の見地から国立森林研究所等に行き、講義・土壌調査を実施する予定です。
本日も全員、けが人も無く無事終了いたしました。