５月２７日（火）、天王寺消防署の消防士の方々と大阪赤十字病院の施設課の皆様のご協力のもと、「防災（火災）避難・安全学習」を実施しました。
今年は、小学部１・２・３年生の教室から出火したという想定で訓練を行いました。火災を発見した先生が火災報知器を鳴らし、校内を走って知らせてまわると、児童・生徒は先生の指示をよく聞いて落ち着いて安全区域へと避難することができました。消防署や施設課の方々に見守られながら、通報、初期消火、防火扉の閉鎖など、教職員もそれぞれの緊急時の動きを確認することができました。
避難後の安全学習では、消防署や施設課の方々から「みんな静かに、素早く避難できたこと」など、たくさんのお褒めの言葉をいただき、子どもたちは誇らしげな表情を浮かべていました。
質問コーナーでは、事前学習の際に考えていた消防士の方々へ聞きたいことを直接質問することができました。「１日に何回くらい出動しますか」「現場に向かった際にこわいと思ったことはありますか」など、気になっていたことを消防士の方々が丁寧に答えてくださいました。「どんなトレーニングをしていますか」という質問には、実際に腕立て伏せをしている様子を見せていただき、子どもたちも「すごい！」と喜んでいる様子でした。
また、安全学習の後半は外に出て消防車の前で写真を撮ったり、水消火器の体験を一人ずつしたりと貴重な体験をすることができました。
防災への意識を高めるとともに、命を守るための行動をしっかりと学ぶ一日となりました。
