沖縄の自然

3日目の午前は自然体験です。『やんばる自然塾』班はカヌーを行いました。

天候は無事快方に向かい、実施することができてよかったです。

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色々な楽しみ方を発見してますね!楽しそう!!

先生もさすがに疲れちゃいました。

海岸には石に混じってサンゴのかけらや貝殻がたくさん堆積しています。沖縄ならではですね!

また、「ヤエヤマヒルギ」が群生するマングローブ林を訪れました。マングローブとは要するに塩水に浸かりながら暮らしている不思議な木々の総称です。下の写真を皆さんはどうお感じになりますか。

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...何か、違和感を感じますか?変換 ~ P1330417.jpg

よくみると、黄色い葉だけが落ちていることがわかります。

実はこの黄色い葉を調べると、塩分が大量に含まれていることが分かっています。このように老いた葉が塩分を受け止めて落ちる「犠牲葉」は、マングローブの生育を可能にし、土壌を育み、この巣穴の下に無数に住むシオマネキを含む生態系を形作るそうです。写真1枚に自然のディティールが詰め込まれています。

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マングローブの前で食べる弁当とは、なかなか贅沢なことではありませんか。

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この湾の対岸には辺野古の山々が広がっています。このように沖縄北部は広大な山々がひろがっており、そこから山原(やんばる)と呼ばれるようになったといいます。遥かなる自然を前に、人間の小ささと共にたくましさを感じます。教科書よりも大切なものが、確かにここにありそうな予感がしました。