全国高校選抜大会 3000m競歩に4名出場

男子八種競技、女子七種競技、女子棒高跳び、女子三段跳び、女子ハンマー投げなど、インターハイでは他の種目より参加人数が少なく設定されている種目(ほとんどの種目は近畿などの地域の予選で6位までが全国大会出場だが、これらの種目と競歩は4位までしか出場できない)などが実施されている。近年、女子2000m障害や300m、300mハードル、女子5000m、男子10000mなど、普段実施されない種目も普及・強化の観点から実施されている。 競歩では3000mが実施されるようになったが、参加標準記録を競歩の記録ではなく、800m走や1500m走・5000m走(3000m)の記録が設定されている。つまり、「走れる選手」に競歩をしてもらいたい陸連の意向が反映されている。 本校には競歩専門の選手がいるものの、「走り」の記録を突破した北出嵩人くん・上野僚くん・後藤啓太くん・中込奈都さんの4人が出場。上野くん・後藤くんは歩型違反で失格、3年連続出場の北出くんは18分12秒39で17位。1年生中込奈都さんは17分06秒75でゴールしたものの、警告3回によるペナルティーで1分の時間が加算された。よって正式記録は18分06秒75の11位となった。(本来は警告3回で失格となるが、この大会は特別ルールにより警告4回で失格、警告3回はペナルティー1分となっている)