第7話 〜手芸同好会編〜
2人は家庭科総合実習室の前に来ると、困ったようにキョロキョロしている女の子を見つけた。1年生のようだ。
レナ「どうしたん?困ってるみたいやけど...」
??「あっ、えっと、ここで活動してる手芸同好会に興味があって見に来たの。手芸が好きで。でも1人じゃ入るのがちょっと...ってなって」
ハヤト「それなら僕たちと一緒に入ろう!ちょうど僕たちも見に来たんだ。僕はハヤト」
レナ「うちはレナ。よろしく!」
ハナ「私はハナ。よろしく」
3人は教室へ入った。
部長「こんにちは!手芸同好会へようこそ!手芸同好会は現在三年生1人で毎週火・金曜日の2日に、ここ、新館1Fの家庭科総合実習室で活動しています」
ハナ「どんなものを作ってるんですか?」
部長「シュシュやレジンのストラップ、羊毛フェルトの小物などなど、いろんなものを作ってます!今まで作ったことのないものに挑戦したり、好きなものを作ったり、そのときの気分によって自由に作ってます」
ハヤト「行事はどんなのがあるんですか?」
部長「メインは文化祭です!それまでに作ったものを展示・販売しています。去年も多くの方が見に来てくれて楽しかったですね」
レナ「手芸にはちょっと興味があるんですが、私はあんまり経験がなくて...」
部長「初心者も大歓迎ですよ。私も入部した頃はミシンとかレジンを使ったことはあんまりなかったんですが、先輩や先生が教えてくれて使えるようになりました」
レナ「そうなんですね!じゃあ、考えてみます!」
部長「うん!初心者も手芸好きも、作ることに興味があれば、ぜひ入部してください!」
3人「ありがとうございました!」
ハナ「一緒に入ってくれてありがとう!」
レナ「いえいえ!」
ハナ「じゃあ、私はこれからちょっと用事があって帰るから...」
レナ「あ、うん!じゃあ、バイバイ!またね!」
ハナ「またね!バイバイ!」
ハヤト「バイバイ!」
ハヤト「次はどこにいこっか?」
レナ「あ、じゃあ、あの部活見に行こう!」
2人が次に見に行った部活は......?
続く
(記載 - 手芸同好会顧問 末吉)