部活動紹介 第10話

第10話 〜ソフトボール部編〜

ハヤト「ずっと室内やったし、そろそろ外も行こーや!」
との事で、2人は外に出た。すると、
『いーち!そーれ!にー!そーれ!...』
ひときわ大きな声が聞こえてきた。気になってグラウンドに行ってみると...

レナ「ソフトボール部や!」
ハヤト「めっちゃ声出してて元気なクラブやなぁ」
すると、 カキーン!!
ボールが2人のいる所に飛んできた!!思わず目を瞑る2人。

??「危ない!!!」
サッ、シュパッ、ザザーッ!

2人は目を開けた。
キャプテン「大丈夫??」
ハヤト「大丈夫です!ありがとうございます!」
キャプテン「あ、1年生か!私達はソフトボール部!せっかくやから見学して行って!」

レナ「はい!ソフトボール部はどんな部活なんですか?」
キャプテン「ソフトボール部は3年生12人、2年生7人、マネージャー1人で活動してて、活動日は基本火曜〜金曜の放課後と土曜日の午前中。未経験もたくさんおるし、楽しいイベントもいっぱい!そして、私達の目標は...」

と、そこへまたボールが!!
??「危ない!!」
サッ、シュパッ、ザザーッ!

副キャプ「怪我なさそうで良かった!目標の話かな?私から話すね!ソフトボール部の目標は、«応援したくなる部活»になること。そのために、礼儀 挨拶 声出し メリハリ 自主性 などに力を入れてる。うちの部活は練習メニューや試合メンバーの決定など、基本的に全部自分達でやってるんだ!練習ではお互いに注意しあったりもして、どうすれば強くなれるか先輩後輩関係なく意見を出し合って考えてるよ! 」
レナ「なるほど!確かに、練習を見てると全員が一生懸命なのが伝わってきますね!...... きゃーー!」

??「危ない!!」
サッ、シュパッ、ザザーッ!

部員A「ボール飛んできすぎやん!笑
てことで私からはこのチームの1番の特徴について話すね!ズバリ、それは《全員が、全力で》ソフトボールに向き合っていること。私は中学校でもソフトボールをしていたんだけど、全員が同じ方向を向いて団結することはすごく難しい。でも、この部活ではそれぞれがチームの勝利のために、全力で自分の課題と向き合っていたんだ!そんなお互いに刺激をもらいあってどんどん強くなる姿に感動したんだぁ。((コソッ))そういう姿と普段のわいわい楽しい雰囲気とのギャップも推しどころ!笑」

ハヤト「では、ソフトボールという競技のいいところは、どんなところですか?」

??「それは私から!!」
サッ、シュパッ、ザザーッ!

部員B「ソフトボールのいいところは、《1人では勝てない》ところ。一点をとるために全員で打席を繋ぐ。守備者全員でピッチャーを支える。厳しいこともチーム全員で乗り越えていける。そんな仲間ができて毎日が楽しいし、『このチームで勝ちたい!』って思えるよ!小さな努力を積み重ねて色んなことを乗り越えた先の勝利は、言葉では言い表せない感動を与えてくれるよ!その時に、ソフトボールっていいなぁ...って思う!なんか、めっちゃ綺麗事みたいだけど、そんな綺麗な青春もいいんじゃない??笑」

ハヤト「最高ですね!俺、燃えてきました!」
マネ「あ、男子は入れないよ笑」
水を汲んでいたマネージャーが答えた。
ハヤト「あ......」
レナ「あ!マネージャーさん!」
マネ「マネージャーも絶賛募集中だよ!みんなのかっこいい姿を一緒に応援しよ!また来てねー!」
レナ「ありがとうございました!」

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ハヤト「外出てまた暑なったなぁー。あ、あれなんやろ!?」



第11話に続く...

(記載―ソフトボール部顧問 浦井)