令和3年度三学期始業式 式辞

新年おめでとうございます。本日より3学期が始まります。今回もズームによる教室視聴での始業式となりました。内容を記載しますので、どうぞご査収ください。

(今回は時間短縮を狙い、太字部分を説明、それ以外はメールで読んでいただくようにしました。

校長の山本です。まず 第一に、大きな事故の報告もなくほっとしています。

 いよいよ年度最後の学期となりました。今回の始業式は、お伝えしたいポイントだけお話して、中身はグーグルクラスルームの「全校生徒」に記載しますので、どうぞそちらをご覧ください。

 まずオミクロンです。移らない。濃厚接触者にならない行動をとるのが一番ですが、移ったら安静にして、学校に連絡してください。なんとか乗り切りましょう。

  あっという間に驚くほど感染者数が広がっています。一方で重症化率は未知数なようです。とんでもない世の中の変化を、高校生という人生でも多感な時に味わっているみなさん、敏感に、そして冷静に見極めて行動しましょう。本当はどうすればよいのか、正解はわかりません。自分で判断する好機ととらえられる人に成ってほしいと思います。

 次に、頑張れ高校3年生!です。ひょっとしたら人生で一番の試練と思う時期かもしれません。みなさんが登美高生である期間もあと少し、終わりよければ全てよし。頑張りましょう。

  年末にも言いましたが、生徒会長が言っていた「思い出の良し悪しはいつだって私たちの気持ちと行動次第」です。2週間後には登美高最後のテスト、そして受験本番があり、ひと月半後には卒業式です。良い卒業式になるようにベストを尽くしてください。健闘を祈ります。

 そして本題です。今年お薦めのテーマをお話しします。お薦めのテーマは

「ATI」と「レジリエンス」です。ATIは圧倒的当事者意識、レジリエンスとはめげない力のことです。この2つを身に着ければ、とてもいい人生になると思います。

 詳細はまた、調べるか、メールを読んでください。覚えて意識してくださいね。

登美高の育成生徒像の一つ、主体性を身に着けるのにとても有用なのが当事者意識です。

ATI=圧倒的当事者・自分事として物事を考える意識を持って人生に当たってください。「どうなるか」ではなく(自分は)「どうするか」と考え行動する工夫をしましょう。。

もう一つ「レジリエンス」 レジリエンスとは、しなやかな強さ、精神的回復力、復元力などとも訳され、挫折や苦境から回復する力のことです。昨年、やっと落ち着いたかと思ったこのコロナ、しかしまた猛烈な勢いで感染拡大をしてきたオミクロン株。また苦労を強いられることが想定されます。それに負けない「めげない力」今年一年かけて考えて試しましょう。

最後にもう一つ

 (歌って踊れる)校歌プロジェクトです。やっぱり校歌は歌えた方が良いですので、今回、自然と歌えるようにアカネキカクに依頼して、考えてもらいました。

 詳細は、この後、まずは部活動の部長さんに集まってもらいお話した上で、みなさんに企画をメールします。(これとは別に)3年生は卒業式で歌っていただけるようにお願いしますね。そしてプロジェクトはプロジェクトして楽しんで下さい。卒業してもみんなが口ずさめるように、できれば体も動かせるように、なれればよいと思います。自分事として参加をお願いします。

 校歌プロジェクトについては別添です。

では学校での、または学年での最後の学期、悔いないように、未来に希望を持っていきましょう。以上です。

校長 山本哲哉