平成28年度 大阪府立茨木西高等学校
第3回 学校協議会(記録概要)


日時 平成29年2月8日(水) 15:30〜17:00
場所 大阪府立茨木西高等学校 校長室
協議会委員:
委嘱委員(敬称略)
会長山口 武史立命館大学 教職支援センター
副会長谷  郁夫地域代表
藤田 芳郎茨木市立西陵中学校 校長
山田 咲生子代々木ゼミナール大阪専修学校
義若 一臣地域代表
長澤 あずさ保護者代表
校内出席者
事務局職員

内容
開会に先立ち、配付資料の確認
  1. 学校長挨拶
  2. 学校の近況について
    IBANISHI NEWS No.7より
    • 台湾高校生訪日団との交流会の様子
    • 老人ホームの慰問(クリスマスイベント)
    • 第3回オープンスクールの様子
    • 代々木ゼミナール講師による英語講習
  3. 協議
    1. 平成28度「学校教育自己診断」集計結果 について
    2. 平成28年度「学校経営計画及び学校評価」達成状況(案)について
    3. 平成29年度「学校経営計画及び学校評価(案)」について
    4. その他
  4. 諸連絡

協議
  1. 平成28度「学校教育自己診断」集計結果
    「生徒版」について
    1. 学校に行くのが楽しい。
    2. 授業などで情報機器を活用している。
    3. 他の先生が授業見学にくることがある。
    4. 学校生活についての先生の指導は納得できる。
    5. 茨木西高校は進路についての情報を知らせてくれる。
    6. 将来の進路や生き方について考える機会がある。
    7. 悩みなどがあるときに相談したいと思う先生がいる。
    8. 命の大切さや社会のルールについて学ぶ機会がある。
    9. 「体育祭」は、楽しく行えるように工夫されている。
    10. 「文化祭」は、楽しく行えるように工夫されている。
    11. 「修学旅行」は、楽しく行えるよう工夫されている。
      教頭より説明:
      A それぞれの学年で肯定的回答が増加
      F 校内体制を見直したので、多少肯定的意見が増加
      J 1年生で肯定的意見が減少したのは、行き先が今までの「グアム」から「台湾」に変わったためだと考えられる。今後の取り組みの中で実施に向けての意欲を高めていく。
    <意見交換>
    • @ は、中学校では一番注目する項目であるが、高校ではどうか。2年生で否定的な意見が多いように思われるが  実際に日々2年生を見ている印象と、回答の数字にギャップがあるように感じる。
    • 1年次は、スマホ等でまだ中学校時代の友人とのつながりが大きなウエイトをしめているが、次第に学年が進むにしたがって、高校になじんでくるという、面もある。
    • この項目は、特に分析の仕方が難しい。中学生と高校生の精神的な成長度合いも考慮しなくてはならない。他校との比較もしてみてはどうか。
    • C は、否定的意見について、何について納得できていないのか。
    • いろいろな指導を含めて、厳しい、口うるさいという点があるのではないか。
    • 客観的には、この数字だけをみると、否定的意見が多いと感じる。

    「保護者版」について
    1. 子どもは学校に行くのを楽しみにしている。
    2. 子どもは、授業がわかりやすいと言っている。
    3. 茨木西高校の生徒指導の方針に共感できる。
    4. 茨木西高校は、将来の進路実現に向けた適切な指導をしている。
    5. 茨木西高校は、豊かな心や人権感覚を持ち、自分の生き方を考える生徒を育てようとしている。
    6. 茨木西高校は、いろいろな手段で家庭への連絡や意思疎通をきめ細かく行っている。
    7. 授業見学や懇談会、進路説明会などの活動に参加したことがある。
    8. 体育祭や文化祭などの学校行事に参加したことがある。
      教頭より説明:
      A の項目は、質問内容を変えて、回答しやすくした。
      E 今年度から、学年別メールの配信を復活させた。
    <意見交換>
    • 封書で郵送される「出席状況」のお知らせは、詳細がよくわかる。
    • 生徒版と保護者版の @ は合致している。普段から、よく学校のことを話し合っている家庭が多いのかと思う。
    • 保護者からすると、質問文があいまいで、答えにくいものが多い。
    • @〜G は、必ず質問しなければならないとされる項目なので、変更できないという理由がある。

    「教職員版」について
    1. 学校の教育活動について、教職員で日常的に話し合っている。
    2. 教育活動全般にわたる評価を行い、次年度の計画に生かしている。
    3. この学校では、カウンセリングマインドを取り入れた生徒指導を行っている。
    4. 生徒一人ひとりが興味・関心・適性に応じて進路選択ができるよう、きめ細かい指導を行っている。
    5. 教育相談体制が整備されており、生徒は学級担任以外の教職員とも相談することができる。
    6. 学校行事が生徒にとって魅力あるものとなるよう、工夫・改善を行っている。
    7. 教育活動に必要な情報について、生徒・保護者や地域への周知に努めている。
      教頭より説明:
      資料の訂正
      生徒版・保護者版とのギャップを埋めていくことが必要である。
      D について、新着任の先生方へのアナウンスをしていく必要がある。
    <意見交換>
    • 進路指導に関する項目について、そのギャップを埋めるため、今後進路HR等で使用したプリントを保護者あての郵送物の中に入れて届けたらどうか。
    • 教育相談体制は整っていると考えられる。
    • 教職員版の回答回収率は100%を目指してほしい。

  2. 平成28年度「学校経営計画及び学校評価」達成状況(案)
    • バディシステムは、数値目標をほぼ達成できそうである。初任の教員の研究授業が3学期にあったので、これから増加すると思われる。来年度も推進していく。
    • 英検は、このまま今後も推進していく。
    • 大幅遅刻の生徒数も減少している。 以降、資料に従って順次説明
    <意見交換>
    • 中学校への「出前授業」はたいへん好評だったので、今後もこのような見える形での連携をしたい。
    • 本校(茨西高)からも、中学校の「道徳」の授業を見学させていただきありがとうございました。
    • 茨木西高校への要望としては、保護者の注目は、高校卒業後の進路にあるので情報を発信してほしい。 
    • 今年度の現時点での進路決定は約220名。約80名が一般入試で頑張っている。例年より、少し決定者が少ない。

  3. 平成29年度「学校経営計画及び学校評価(案)」
    資料に従って説明
    <意見交換>
    • 校内美化について、学校内のトイレに和式の方が数として多いが、現代の生活スタイルに即して考えると、洋式に変更しなくて大丈夫なのか。
    • 洋式の方が望ましいとは思うが、多額の費用がかかるため、府の施策とリンクして行っていきたい。
    • 生徒へのアンケートを行うなどして、府に要望してはどうか。
    • 現場から声をあげていかないと、待っているだけでは順番が回ってこないのではないか。

  4. その他
    • 中学校と共通している問題もあるので、今後も意見交換をしていきたい。お互いの聞く姿勢が大切であると思われる。






平成28年度 大阪府立茨木西高等学校
第2回 学校協議会(記録概要)


日時 平成28年10月12日(水) 15:30〜17:00
場所 大阪府立茨木西高等学校 校長室
協議会委員:
委嘱委員(敬称略)
会長山口 武史立命館大学 教職支援センター
副会長谷  郁夫地域代表
藤田 芳郎茨木市立西陵中学校 校長[欠]
山田 咲生子代々木ゼミナール大阪南校
義若 一臣地域代表
長澤 あずさ保護者代表
校内出席者
校長、教頭、事務長、首席2名(兼、教務部長/2年学年主任)
進路指導主事、1年学年主任、2年学年主任、3年学年主任

内容
開会に先立ち、配付資料の説明
  1. 学校長挨拶
  2. 近況報告
    協議
    平成28年度学校経営計画について
    進捗状況
    1. 確かな学力の育成
      ・バディシステムは一学期6月時点で35回。
      ・10月から11月にかけて授業アンケート高評価の教員の授業見学を促す。
      ・Bluetoothスピーカーの購入。
      ・書画カメラを各学年に一台ずつ購入。
      ・授業アンケート振り返りシートの活用。
      ・5月期英語検定93名受験。(昨年度60名)
      ・オーストラリア語学研修実施。生徒アンケート満足度100%。
    2. 志高い進路目標を実現
      ・7月15日(金)2年フィールドワーク実施。
      ・進学講習7月期44名受講。(昨年度同時期25名)
           9月期30名受講中。
      ・勉強合宿50名参加。(昨年度16名)
      ・高大連携特別講義に320名参加。
    3. 安全安心で魅力ある学校づくり
      ・遅刻防止に係わる取り組みを継続中。遅刻数は減少傾向にある。
      ・茨西PRIDEバッジ 2学期当初に3名に授与。
      登校途中、献身的なけが人の救護による。
    4. 学校・家庭・地域の連携強化
      ・6月24日(金)、7月1日(金)中高連絡会開催。
      ・茨木市の中学校すべてにインタビューとプレゼン訪問を行った。
      ・中学校との連携を深めるために、各中学校に10月14日(金)実施の職員人権研修参加を呼びかけた。現在3名の参加希望あり。
      ・PTA主催での保護者間連携。
      10月15日(土)PTAソフトバレーボール大会
      11月19日(土)PTA社会見学

    意見交換
    ・進路への意識付けへの取り組みは?
    ・フィールドワーク、進路HR、夏休み中のオープンキャンパス参加、卒業生による体験談を聞くHRを企画するなど、多方面から進路への意識付けを行っている。
    ・英語検定、進学講習、勉強合宿等、参加者が大きく増えている。また、遅刻数も減少している。なにか特別なノウハウはあるのか。
    ・プラスの方向に向きつつある大きな流れがある。教職員のチーム力でこの流れをさらに加速させたい。細かい点でいえば、保護者への年5回の資料郵送、各学年のメールマガジンと併せて、全体配信の茨西メールという4本の配信手段の整備等で、きめ細やかな保護者への情報発信が功を奏していると言えるのではないか。
    ・学校における負の分析も大切であるが、良い方向に向かっている正の分析が重要である。
    ・3年は例年と比べて女子の比率が高いが、例年と比べて変化があるか。
    ・特に変化はない。専門学校A0の比率がやや高いかというくらい。3年の講座編成上の特性により、クラスによって進路状況は様々である。
    ・進路希望の確定の時期は?
    ・3年の6月に三者懇談を行い、オープンキャンパスへの参加を経て、夏休み終了ぐらいまでに具体的な進学先等が決まっていく。
    ・遅刻防止に向けて、啓発活動はどのようにしているか。
    ・入室許可制度の活用、生活委員による遅刻防止ポスターの作成、サイネージでの生徒への注意喚起等、多方面で行っている。
    ・茨木西への中学校からの要望は?
    ・中学校への情報発信が今ひとつ、という指摘をいただいているので、中学校宛てのメール配信を実施していく。
    ・年度末までに設定目標を達成できるのかどうか、そのめどをうかがいたい。
    ・すべての項目に対して、目標達成に向けて力を入れていきたい。規範意識を高め、チーム力を向上させていきたい。
    ・茨木西高校に着任して半年たっての感想は。
    ・茨木西がこれまで培ってきたものが今花開いてきている。生活指導を重点とした学校から進路指導に重点を置く学校へと間違いなく変わってきている。まさに今、次のステップに行く時期に来ていると感じている。

  3. 平成29年度「使用教科用図書」の決定について
    ・教頭より資料説明。
    ・協議会委員で教科用図書閲覧。

  4. その他
    1年学年主任より
    ・1年も2学期を迎え、体育祭、文化祭の行事等を通じ、高校生活になじんできた。2学期になっても遅刻数はわずかな増加にとどまり、服装の乱れもない。2,3年の先輩ののよい姿を見習っており、集団としての自浄能力を持っていると感じている。
    2年学年主任より
    ・クラス編成では、なるべく均質なクラスがそろうように心がけた。授業も落ち着いて受けており、全体的に穏やかである。体育祭、文化祭は大変充実していて、その活動の成果として各クラスのカラーがはっきりしてきた。今は修学旅行直前で、それに向けての取り組みを行っている。修学旅行の前に中間考査があるので、勉強もしっかりやって、修学旅行後はいよいよ進路に向けて本腰を入れていきたい。
    3年学年主任より
    ・高校生活での行事はすべて終了し、進路実現に向けて指導を継続している。進路の実現と卒業にむけてしっかり指導していく。
    指導教諭より
    ・今年度着任してきたが、思っていた以上によい生徒たちばかりで、楽しく授業ができている。
    進路指導部長より
    ・生徒たちは様々な進路に向けて日々がんばっている。自習室の利用も増加している。進路指導部も、進路相談、受験指導としっかりサポートしている。

    次回日程等連絡
    ・第3回協議会は2月8日(水)15:30〜 の予定。
電子メール  ibarakinishi-hs@sbox.pref.osaka.lg.jp





平成28年度 大阪府立茨木西高等学校
第1回 学校協議会(記録概要)


日時 平成28年6月1日(水) 15:30〜17:00
場所 大阪府立茨木西高等学校 校長室
協議会委員:
委嘱委員(敬称略)
会長山口 武史立命館大学 教職支援センター
副会長谷  郁夫地域代表
藤田 芳郎茨木市立西陵中学校 校長[欠]
山田 咲生子代々木ゼミナール大阪南校
義若 一臣地域代表
長澤 あずさ保護者代表[欠]
校内出席者
校長、教頭、事務長、首席2名(兼、教務部長/2年学年主任)[欠席]
進路指導主事、1年学年主任、2年学年主任[欠席]、3年学年主任

内 容:
6時間目の授業(1年の数学T、2年のコミュニケーション英語U)を見学した。
(見学者:委嘱委員のうち4名+校長、教頭)
開会に先立ち、配布資料の説明
  1. 学校長挨拶
  2. 協議会委員並びに事務局員の自己紹介
  3. 協議
    @授業見学を終えて
    A平成28年度学校経営計画について
    Bその他
  4. 次回日程等諸連絡

協議
  1. 授業見学を終えての意見交換
    (数学T)
    • 生徒に前の黒板で解答を書かせているが、広いスペースの確保のため背面黒板を利用してはどうか。休み時間中に生徒に解答を書いておいてもらうことも可能。(ただし、背面黒板は劣化が激しいので、買い替えや補修が必要。)
    • 問題の解答を生徒同士で教えあっている場面があり、楽しく学習しているように見受けられた。
    • 習熟度別での少人数展開授業に成果が見られた。(1年の英語でも実施している)
    (英語U)
    • プロジェクターを利用して英単語などをスクリーンに表示させる工夫に感心した。
    • パワーポイントとプリントの両方を活用する方法が非常に効果的であった。
    • プロジェクターが明るく設定されているため、教室の照明をわざわざ暗くせずに授業を続けられることができる点は評価できる。
  2. 平成28年度学校経営計画について
    昨年度の前校長が作成したものがベースになっている
    1. 確かな学力の育成
      • 昨年度に引き続き、ICTの授業での活用を推進する。
      • バディシステムも継承し、さらにベテラン教員の得意分野を若手教員に受け継いでいくようなシステムを考案し実施する予定である。
      • 現在受験希望者が増加中である英検をさらに推奨していく。
    2. 志高い進路目標を実現する生徒の育成
      • 教育産業の実力テストや学力生活実態調査の結果を、担任だけでなくチームで活用し、進路指導につなげる。
    3. 安全安心で魅力ある学校づくり
      • 遅刻回数を減少させる活動の強化
    4. 学校・家庭・地域の連携強化
      • 茨木西は他校に比べて地域との結びつきが強い。
      • 出前授業やボランティアを通して教育コミュニティを形成する。
  3. その他
    (国際交流について)
    • 費用の補助はPTAだけでは限界があるので、同窓会からの支出も検討してみてはどうか。
    • 今年は20名の生徒がオーストラリアにホームステイする予定だが、来年は反対に同規模の生徒をホストとして受け入れることになる可能性がある。文化の違い等の理由で受け入れ困難な家庭も多く心配である。茨木市の国際交流機関に相談してみてはどうか。
    (数値目標について) 
    • 数値目標にとらわれすぎると、目標の本質を見失うのではないか。
    • 実現可能な目標設定に見直すことも必要ではないか。
    (英語教育について)
    • これからはどんな分野でも英語力が必要となってくる
    • 英語教育に関する様々な茨木西の取り組みについて、成果をこれからも示してほしい
    (1年学年主任より)
    • 真面目な生徒が多い。校外ではなく学校の中で楽しんでいる生徒が多い)
    • 広域に渡り生徒が通学しており、遅刻には気をつけている。また、家庭との連携も大切にするように心がけている。
    (3年学年主任より)
    • 指導が難しい生徒は比較的少ない。
    • 進路に向けての準備の取り掛かりが少し遅い。
    • 担任団で生徒を引っ張っていく必要がある。
    • 体育祭が終わってから本腰を入れて指導にあたる。
    (進路指導部長より)
    • 38期生の進路状況と39期生の進路希望について。



次回日程等連絡:
・第2回協議会は10月12日(水)15:30〜 の予定
  

電子メール  ibarakinishi-hs@sbox.pref.osaka.lg.jp


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